1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

金利だけじゃない! 住宅ローンを選ぶときに比較すべきポイント

ファイナンシャルフィールド / 2023年8月13日 9時40分

金利だけじゃない! 住宅ローンを選ぶときに比較すべきポイント

家を購入するにあたってどの金融機関の住宅ローンに申し込むべきか、選び方がわからず悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。   自分に合ったおトクな住宅ローンを選ぶには、各社の金利はもちろんのこと、それ以外にも確認・比較しておきたいポイントがいくつもあります。以下、簡単に解説します。

住宅ローンの比較ポイント一覧

住宅ローンを選ぶ際に比較したいポイントは以下のとおりです。

・金利
・保証料や事務手数料などのコスト
・団信(団体信用生命保険)の内容
・分割融資やつなぎ融資の可否
・繰り上げ返済時の手数料
・独自のサービスや特典

1つずつ見ていきましょう。
 

比較ポイント(1) 金利

多くの人が注目するのが「金利」です。低ければ低いほど支払総利息額は少なく、返済の負担が軽くなります。当然0.1%違うだけで返済総額が数百万円単位で違ってきますので要注意です。住宅ローン選びで最も重視すべきポイントといえるでしょう。
 
また、変動金利か固定金利か、自分に合った金利タイプを選ぶのも重要です。
 

比較ポイント(2) 保証料や事務手数料などのコスト

保証料や事務手数料は、住宅ローンを組むときにかかるコストです。金利が低く魅力的に見えても、実は保証料や事務手数料が他社より高くて総額で見ると損、というケースもあります。
 
金融機関によっては「融資手数料」など異なる名称になっていることも。諸費用の合計額を確認しておきましょう。
 

比較ポイント(3) 団信(団体信用生命保険)の内容

団信は従来「ローン契約者が返済中に亡くなった場合、その後の返済が不要になる」というものでした。
 
しかし近年は、団信をより充実させて「ガンと診断されたとき」「3大疾病で所定の状態になったとき」など、死亡時以外でも返済免除になる仕組みがある住宅ローンも多数登場してきています。すでにご自身が契約している保険と保証内容が重複していないかなど、確認しておくとよいかもしれません。
 

比較ポイント(4) 分割融資やつなぎ融資の可否

注文住宅を建てる予定の人などは、支払いタイミングが「土地購入時」「着工時」「上棟時」「完成時」などにわかれ、それぞれまとまった金額が必要になることがあります。
 
住宅ローンの融資開始は通常、家の引き渡し時です。それまでに発生する支払いを自己資金でまかなえない場合は、「分割融資」や「つなぎ融資」に対応している金融機関の利用を検討しましょう。
 

比較ポイント(5) 繰り上げ返済時の手数料

繰り上げ返済とは、通常の返済とは別に追加で返済を行うことです。早く多く返済に回すことで、支払う利息を抑えられる効果があります。
 
ただ、繰り上げ返済をするたびに手数料がかかる金融機関もあります。また、一定の金額以上でないと受け付けてもらえない場合もあります。「なるべく早く返しきりたい」「積極的に返済したい」と考えている人は要確認です。
 

比較ポイント(6) 独自のサービスや特典

金融機関の中には、住宅ローンを組んだ人限定で独自のサービスや特典を提供しているところもあります。たとえばポイントがもらえたり、特定の買い物で割引が適用されたり、出産前後に金利が優遇されたり、その内容はさまざまです。
 
他の比較ポイントに比べると重要度は低めですが、知っておくと住宅ローンをおトクに利用しやすくなります。
 

まとめ

住宅ローンは単に金利だけを比較して選べばよいわけではありません。手数料や団信の内容などさまざまな点を考慮して検討しましょう。
 
難しいと感じるかもしれませんが、住宅ローンを組むと大きな金額が動くことになります。「よくわからないけど、なんとなく……」で進めないよう、冷静に判断したいところです。
 
執筆者:馬場愛梨
ばばえりFP事務所 代表

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください