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エアコンで「服を乾かす」のはNG? メリット・デメリットを解説

ファイナンシャルフィールド / 2023年8月15日 10時0分

エアコンで「服を乾かす」のはNG? メリット・デメリットを解説

部屋で洗濯物を干すと、なかなか乾かないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。室温や風通しなどの条件が悪いと、部屋干しでは乾きが悪いこともしばしばです。そんなとき、エアコンを使用することで洗濯物がよく乾く環境を作ることもできます。   そこでこの記事では、エアコンで服を乾かす際のメリット・デメリット、電気代について解説します。

エアコンで洗濯物を乾かすメリット・デメリット

エアコンで洗濯物を乾かすと、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
 
まずメリットは、洗濯物が早く乾くことです。エアコンの除湿機能や暖房機能を使うことで、通常の部屋干しよりも洗濯物が早く乾きます。また、夏は弱冷房除湿で室温を上げずに乾かし、冬は暖房で室温を保ちながら乾かすといった季節ごとの使い分けも可能です。季節ごとのニーズに応じて最適な乾燥方法を選べるため、1年中快適に洗濯物が干せます。
 
そのほか、エアコンだけでなく扇風機やサーキュレーターを併用することで、洗濯物全体に風を当て、さらに効率よく洗濯物を乾燥させることも可能です。
 
一方のデメリットは、電気代がかさむことです。エアコンの使用には電気代がかかります。夏や冬はエアコンを使用することで室温の調整を兼ねることもできますが、本来エアコンを使う必要がない時期に頻繁に使用すると、電気代が増加してしまうでしょう。
 
また、エアコンのメンテナンスも本来より頻度を増やす必要が出てきます。エアコンはフィルター掃除などの定期的なメンテナンスが必要で、フィルターが汚れると空気の通過が悪くなり、除湿機能の低下を招く可能性があるのです。掃除機でゴミを吸い取り、軽く水洗いするといった簡単なケアではあるものの、一手間が増えてしまいます。
 

洗濯物をエアコンで乾かす方法や電気代は?

それでは、エアコンで洗濯物を乾かすには具体的にどのようにすればよく、電気代はどの程度かかるのでしょうか。
 
まず、洗濯物は風通しをよくするために、洗濯物同士が触れないよう配置しましょう。エアコンを使用しても外干しよりは効率が落ちてしまうため、このような洗濯物の配置も重要です。たとえば厚手のものと薄手のものを交互に干せば、エアコンからの風が均等に当たるため乾燥が早まります。服同士の間隔を取ることで、ムラなく乾燥させることができ、シワを抑える効果も期待できるでしょう。
 
また、エアコンの設定も乾燥の効率に影響します。除湿機能を活用すると、洗濯物からの水分を効果的に除去することが可能です。冷房モードでも乾かせますが、服の乾燥に大切なのは湿度であるため、除湿機能のほうが効率的といえます。また、冬場の場合は暖房機能を使うのもおすすめです。冬はもともと湿度が低く、室温を上げることで洗濯物の水分を飛ばしやすい状態を作れます。
 
このようにエアコンを活用して洗濯物を乾かすと、およそ5時間で洗濯物を乾かすことが可能です。それでは、電気代はどれくらいになるのでしょうか。
 
エアコンの除湿を行ったときの消費電力を600W、電気料金単価を1kWhあたり31円とすると、1時間あたり18.6円の電気代がかかります。そのため1日5時間で93円、30日使えば2790円かかる計算です。
 

メリット・デメリットをふまえてエアコンを活用しよう

洗濯物を室内で干す際には、エアコンの除湿機能を使うことで効率よく乾燥させることができます。しかし、その一方で高い電気代やメンテナンスの必要性も忘れてはいけません。
 
雨の日などの外に干すのが難しい場合には、これらのメリット・デメリットをふまえてエアコンを利用した室内干しを検討してみてはいかがでしょうか。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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