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ひとり親家庭の高校生の医療費を抑える方法はどんなものがある?

ファイナンシャルフィールド / 2023年8月15日 6時0分

ひとり親家庭の高校生の医療費を抑える方法はどんなものがある?

ひとり親家庭における高校生等対しての優遇措置があるのをご存じでしょうか。特に令和5年以降の助成については、まだ浸透していないようです。   通称「マル親」と呼ばれる「ひとり親家庭等医療費助成制度(マル親)」をはじめ、ひとり親家庭の高校生の医療費を抑える方法があります。都内では新たに「高校生等医療費助成事業(マル青)」が令和5年4月から始まりましたが、マル親の助成も同時に受けられるのでしょうか。   本記事では、ひとり親家庭の高校生の医療費を抑える方法をご紹介します。

ひとり親家庭の高校生の医療費を抑える方法

この記事では、ひとり親家庭の高校生の医療費を抑える方法として、次の代表的な2つの制度の概要をご紹介します。
 

・ひとり親家庭等医療費助成制度(マル親)
・高校生等医療費助成事業(マル青)

 
助成対象となる子どもの要件、通院・入院の取り扱い、所得制限の有無や、給付の仕方などを確認していきましょう。
 

ひとり親家庭等医療費助成制度(マル親)とは

ひとり親家庭はもちろん、両親ともいない家庭の養育者と、子どもなどを受給者とする制度です。受給期間は、子どもが18歳に達した日以降の、年度末日まで受給できます。障がいがある子どもは、20歳未満までが対象です。
 
受診時に保険証とマル親医療証を提示すれば、自己負担分の一部が、住民税非課税世帯は自己負担分をすべて助成してもらえます。しかし原則として、入院時の食費負担額など保険適応外の費用は助成されません。
 
受給の要件である所得制限をはじめ、区市町村によってさまざまな要件が異なります。中には「はり・きゅう」などを現物給付する区市町村もあるのでチェックが必要です。
 

高校生等医療費の助成(マル青)とは

東京都では高校生等医療費助成事業、通称、マル青が令和5年4月から開始されました。都内に住所のある高校生(15歳の4月1日から18歳の3月31日に該当する人)の養育者や、状況によっては高校生本人が助成の対象です。なお、高校に通っていなくても助成の対象になります。
 
保険証と「マル青医療証」を提示すれば、入院費用の自己負担分すべて、また、1回の通院ごとに200円を超える自己負担分が助成される制度です。受給には、所得制限が設けられており、要件は各区市町村によって異なります。
 

同時に両方の助成を受けることは不可?

また、同時にマル親とマル青の助成を受けることはできません。
 
マル障・マル親・マル乳・マル子・マル青の制度はいずれか1つの選択になりますので、複数の制度の要件に該当する場合は、自治体の窓口に相談してください。
 

ほかにもある! 高校生の医療費の助けになる制度

高校生の医療費の助けになる制度は、ほかにもあります。
 

こども医療費助成

東京都のマル青のように、子ども医療費助成制度の見直しが少しずつ進んでいます。子ども医療費助成制度を高校生まで拡大している自治体もあるので、自身の移住地の制度をチェックしてみましょう。ただし入院のみ無料化とし、通院に関する助成なしとするケースもあるので、よく確認することが大切です。
 

手当や制度の対象になるかチェックしよう

医療費の助成については、自治体によって要件が細かく異なるので、手当や制度の対象になるか、事前に確認してみましょう。
 

出典

国税庁 No.1171 ひとり親控除
東京都福祉局 高校生等医療費の助成(マル青(あお))
東京都福祉局 ひとり親家庭等医療費助成制度(マル親)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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