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兄が就職しましたが、実家に「3万円」しか入れてません。これって少なくないですか?

ファイナンシャルフィールド / 2023年8月16日 5時0分

兄が就職しましたが、実家に「3万円」しか入れてません。これって少なくないですか?

働いていて実家暮らしをしているなら、毎月生活費として親にいくらか渡す方も多いのではないでしょうか。実家にいくら入れるかは個人の収入にもよりますし、家庭によっても違ってきます。就職して毎月生活費を入れているきょうだいがいるとして、「月3万円」は少ないと感じる方もいるかもしれません。   今回は、実家暮らしの方が家に入れるお金の平均額や実家に住み続ける場合の心構えなどを解説します。

実家住まいの人はいくら実家に入れている?

はじめに、実家暮らしの男女500人を対象に行ったアンケートを見ていきましょう。このアンケートによれば、実家に入れるお金の平均額は4万257円です。もっとも高額だった回答は28万円で、最低金額は1000円となっています。今回のケースは3万円なので、平均から見ればやや少ない金額です。
 
ただし、このアンケートでは「お金を入れていない」と回答した方が全体の26%を占めています。3万円は平均より少ないものの、実家に負担をかけないよう考えていると見ることはできます。
 
仮に、兄の年齢を大学の新卒者と仮定しましょう。アンケートの年代別で20~30歳を見ると、最高額は15万円、最低額は5000円、平均は3万3623円です。つまり、年代で考えるなら3万円は相場であり少ない額ではありません。なお、この年代で入れていない人は全体の36%です。
 

実家にはいくら入れるのが妥当なのか

実家暮らしの場合、いくらお金を入れるかは実家の経済力や親の考え方によっても変わります。そもそも資産家であるなら、子どもの収入を当てにする必要はありません。
 
また、他にも働いている兄弟がいるなら、相談して出し合うこともあるでしょう。働いているきょうだいが何名かいれば、それだけ1人当たりの負担を減らすこともできます。ただし、きょうだいで出し合うときは、年齢や収入によって金額の調整は必要になります。
 
実家暮らしでもっとも気にかけたいのは、家計への圧迫です。家事の負担も考えなければなりません。ひとり暮らしをすれば、家賃や水道光熱費、食費などがおのずとかかります。家事もすべて自分でやるのが原則です。実家にいればその分の労力が軽減されると考え、可能な範囲でお金を入れる方がいいでしょう。
 

実家に入れるほどの余裕がないときは?

ときには、経済的な事情で実家暮らしを余儀なくされることもあります。そういった事情があると、お金を入れること自体難しいものです。ただ、その場合は家事を手伝うなどの配慮をするといいでしょう。
 
親の負担を軽くできる方法は経済面だけではありません。掃除や洗濯、食事の用意、買い出しなど、家族が多ければ家事の負担は増します。自分でできることを手伝うのも大切なことです。
 
また、毎月定額を入れるのは難しくても、ボーナスなど臨時収入があったときに入れるという方法もあります。
 

実家へのお金は親の負担を考えてできる範囲で

実家暮らしをしていれば、本来かかるはずの家賃や水道光熱費、食費などが浮くことになります。その分預金に回すのもいいですが、親の負担を考えていくらか出す方がいいでしょう。
 
20~30歳なら、月3万円は平均的な金額です。事情があって出せない場合、家事を手伝うなど親の負担を軽くする必要があります。
 

出典

保険マンモス株式会社 実家暮らしの方へのアンケート(自社調べ)(PR TIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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