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食器洗いに「お湯」ってガス代がもったいないですか? 水だけと比べて「ガス・水道代」はどのくらいかかるでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2023年8月16日 5時20分

食器洗いに「お湯」ってガス代がもったいないですか? 水だけと比べて「ガス・水道代」はどのくらいかかるでしょうか?

食器などの洗い物をするとき、水ではなくお湯を使っている方も多いのではないでしょうか。お湯の方が汚れが落ちやすく、また冬場は冷たくないのでできればお湯を使いたいところです。   しかし、ガス代にどの程度影響するのでしょうか。この記事では洗い物を水で行った場合とお湯の場合、それぞれの水道代やガス代について解説します。

水とお湯それぞれのかかる料金を比較

まず、水を使って洗い物をした場合はどれくらい水道代がかかっているのでしょうか。
 
東京都水道局のデータによると、水道を1分間流しっ ぱなしにした場合の使用量は約12リットルです。例えば食器洗いで5分間水を流しっぱなしにした場合、1日あたり約60リットルの水を使っていることになります。これは1リットルあたりの単価を0.24円とすると1日で14.4円、1ヶ月(30日)で432円の水道代がかかる計算です。
 
一方で、お湯を使った場合はどうでしょうか。同じく1日に5分間お湯を流していたとすると、水道代は同じ432円です。20度の水を45度まで温めるためのガス代は、都市ガスの場合5分あたりおよそ16.38円、プロパンガス(LPガス)の場合はおよそ45.03円となります。お湯の場合も水と同様の水道代がかかりますので、このガス代分が上乗せされる計算です。
 
これは1ヶ月あたり都市ガスでは491.4円、プロパンガスの場合は1350.9円になるため、かなり大きなガス代がかかってしまうことがわかります。
 

洗い物の水道代・ガス代を節約する方法

毎日お湯で洗い物をすると余分にガス代がかかりますが、どうしてもお湯で洗いたいという方もいるでしょう。そこで、洗い物における水道代やガス代を節約する方法についてご紹介します。
 
まずは、ゴム手袋を使うという方法です。洗い物でお湯を使う理由のひとつに、特に寒い時期に手が冷たくなるのが苦手だから、という方も多いでしょう。そこで、厚めのゴム手袋を着けて洗い物をすることで、水を使っても冷たさが伝わりにくく、ガス代も節約できます。
 
また、お湯の設定温度を下げることも有効な方法です。洗い物で冬場でも冷たさを感じにくい温度にするだけなら、お風呂などと同じ40度近くにする必要はありません。たとえば、温度を40度から38度に2度下げるだけでも、年間で約1430円のガス代を節約できます。
 
そのほかにも、おけ(桶)などにお湯をためて洗い物をするのもおすすめです。お湯を使うと食器についた油汚れがふやけて落ちやすくなりますが、お湯を流しっぱなしにするとどうしてもガス代がかさんでしまいます。お湯を入れたおけ(桶)などの容器にお皿をつけ置きし、あらかじめ汚れを落ちやすくした状態で洗い物をすれば、使う水やお湯の量も少なく済みます。
 

洗い物の水道代・ガス代を賢く節約しよう

自炊をしている方であれば、洗い物はお風呂などと同様に毎日の家事のひとつです。それに伴う水道代やガス代を上手に減らせば、大幅な節約が期待できます。
 
場合によっては1ヶ月で1000円以上にもなってしまう洗い物のガス代こそ、節約を実践してみてはいかがでしょうか。
 

出典

東京都水道局 くらしと水道 水の上手な使い方
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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