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暑いので毎日「シャワーだけ」で済ませています。湯船につかるのに比べて、どれだけ節約になりますか?

ファイナンシャルフィールド / 2023年8月16日 4時40分

暑いので毎日「シャワーだけ」で済ませています。湯船につかるのに比べて、どれだけ節約になりますか?

真夏には暑さから湯船につかるのが面倒で、シャワーで簡単に済ませてしまう人は多いのではないでしょうか。お湯をためて湯船につかるよりも、シャワーで済ませるほうが節約になると考える人は少なくないと思いますが、実際にどれくらいの差があるのか気になるところですよね。   本記事では、1ヶ月毎日湯船につかる場合と、シャワーで済ませる場合の水道代・ガス代の差を紹介します。

「毎日湯船につかる」場合と「シャワーで済ませる」場合の水道代はどれくらい?

まずは水道代がそれぞれどれくらいかかるのか計算してみましょう。東京都水道局が公表している目安にのっとり、水道代1リットル当たりの単価を0.24円、シャワーを3分間流しっぱなしにしたときの使用量を36リットルとします。
 
湯船につかる場合、一般家庭の浴槽の8割ほどのお湯をためるには約200リットルの水が必要になります。そのため、一度の入浴でかかる水道代は0.24円×200リットルで48円です。ひと月30日と考えると、48円×30日=約1440円かかることになります。
 
一方、一度の入浴でシャワーを15分間使うとすると、0.24円×180リットルで43.2円です。1ヶ月では43.2円×30日=1296円となり、毎日湯船につかるよりも水道代を抑えられます。シャワーを使う時間や世帯人数によって水道代は上下しますが、基本的にはシャワーで済ませるほうが節約になると考えられます。
 

ガス代はどちらが節約になる?

浴槽にためた水を20度から45度に温める場合、都市ガスの場合は1日当たり約54.61円のガス代がかかります。1ヶ月換算では54.61×30日=約1638.3円です。一方、シャワーを15分間使う場合、ガス代は約87.5円になります。1ヶ月換算では87.5円×30日=約2625円です。両者には約1000円の差があり、湯船につかるほうがガス代は節約になります。
 
ただし、シャワーは使用時間によってガス代が上下しやすいのが特徴です。例えば、シャワーを9分間の使用に留めると1ヶ月のガス代は約1575円となり、湯船につかるよりも節約になります。
 
また、毎日湯船につかる場合のガス代は、頭や体を洗うときもすべて浴槽のお湯を使うケースを想定しています。シャワーを併用した場合にはさらにガス代がかかるため、入浴スタイルによっては、毎日シャワーで済ませるほうが節約になる点に注意してください。
 

1人暮らしならシャワーがお得

シャワーは使用時間が増えれば増えるほど水道代・ガス代も膨らみますが、使用時間が短い場合はコストを抑えられます。1人暮らしの人や、シャワーの使用時間が短い人にとっては、毎日湯船につかるよりもシャワーで済ませるほうが節約になるでしょう。
 
とはいえ、どちらがお得かは入浴スタイルや使用時間・人数、ガスの種類によって変わります。複数人が入浴する場合は、上記の計算方法を参考にしながらどちらがお得になるか確認してみてください。
 

入浴スタイルを見直して節約しよう

1人暮らしの場合は基本的に毎日シャワーで済ませるほうが節約になりますが、体を洗っている最中も流しっぱなしにしたり、必要以上の水量を流したりと、むちゃな使い方をすれば当然水道代・ガス代は膨らみます。
 
浴槽のお湯とシャワーを併用する場合、シャワーのみで済ませる場合いずれにしても、お湯を流しっぱなしにせずこまめに止める心がけが大切です。
 
入浴にかかる水道代・ガス代が気になる人は、それぞれの家庭の入浴事情をふまえ、湯船とシャワーどちらが節約になるか見直してみてはいかがでしょうか。
 

出典

東京都水道局 よくある質問 節水について
東京都水道局 よくある質問 もっと知りたい「水道」のこと
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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