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「そうめん」「うどん」「ひやむぎ」の違いって? コスパがいい麺はどれ?

ファイナンシャルフィールド / 2023年8月16日 4時30分

「そうめん」「うどん」「ひやむぎ」の違いって? コスパがいい麺はどれ?

日本では気軽に食べられるめんとして、「そうめん」と「うどん」、「ひやむぎ」などがあります。いずれも1食当たりの値段が安く、料理するときもさまざまな方法でアレンジ可能です。食生活に取り入れやすい食材であるといえますが、実際に最もコスパがよいのは3つのうちどれなのでしょうか。   本記事ではそれぞれの違いと、そうめん、うどん、ひやむぎのうち最もコスパがよいものについて解説します。

そうめん・うどん・ひやむぎの違いとは

そうめん、うどん、ひやむぎは材料が同じで、小麦と塩、水を使用しています。農林水産省が定めたJAS規格の「乾めん類品質表示基準」を見ると、直径1.3ミリ未満のものが「そうめん」、1.7ミリ以上あるものが「うどん」、直径1.3ミリ以上1.7ミリ未満のものが「ひやむぎ」です。
 
ただし、手延べうどんは直径1.7ミリ以上、手延べそうめんや手延べひやむぎの場合は直径1.7ミリ未満で問題ありません。
 

・生めんやゆでめんについては基準がない

生めんやゆでめんには表示基準がありません。そのため、一般消費者に誤解されない範囲内であれば自由に呼べます。
 

・製造方法による違い

製造方法はひやむぎとうどんは同じで、生地を平らにしたうえで畳んでから切ります。そうめんは生地に油を塗ってから巻き取り、細く伸ばしてめんにした後で干すという流れです。そのため、ひやむぎやうどんの断面は四角く、そうめんは断面が丸いのが特長となっています。
 

コスパのよさを比較

そうめん、うどん、ひやむぎはいずれも低価格で購入しやすいです。そこで、賞味期限と値段、2つの面から見てコスパが最も良いものを挙げてみました。
 
比較すると、総合的にコスパ最強なのは賞味期限が長く、値段も中間の「そうめん」であるといえるかもしれません。賞味期限や値段に関しては以下のとおりです。
 

・そうめんが最も長持ちする

今回解説した3つのめんのうち、賞味期限が最も長いのはそうめんです。製品によって違いはありますが、うどんが1年と最も賞味期限が短く、つづいてひやむぎの1年半、そうめんの2年となっています。ただし、いずれも乾めんの場合です。そのため、セールのときなどにまとめて購入しておくとお得といえるでしょう。
 
生麺であれば、未開封の状態で賞味期限内に冷凍しておくと、冷凍開始から1ヶ月程度はおいしく食べられます。
 

・値段はうどんが最も安い

値段でも比較してみましょう。今回、「ネット購入」かつ「1kg分」、「乾めん」を条件に最安値をチェックしてみました。その結果、そうめんが322円、うどんが289円、ひやむぎが375円となっており、最も安いのはうどんです。
 
ただ、ネット以外で購入する場合、これより安いものがある可能性はゼロではありません。そのため、近くのスーパーなどで最安値を確認、比較しておくのもよいでしょう。
 

そうめんをまとめ買いして節約するのもあり

そうめん、うどん、ひやむぎは材料が同じで、そのままでもアレンジしても食べやすいものです。また、値段もそれぞれ安いのでまとめ買いできてお得といえます。
 
これら3つの賞味期限と値段を比較し、総合的に「コスパ最強」といえるものを選ぶなら、賞味期限が約2年(乾めんの場合)と長く、値段も中間である「そうめん」なのかもしれません。
 

出典

農林水産省 農林物資規格調査会部会 品質表示基準の見直しについて「乾めん類」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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