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子どもが夏休みに入り、エアコンを「24時間」つけています。電気代はいくらになるでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2023年8月16日 2時20分

子どもが夏休みに入り、エアコンを「24時間」つけています。電気代はいくらになるでしょうか?

子どもが長期休みになったことで、部屋のエアコンを24時間つけっぱなしにしているという家庭も多いのではないでしょうか。電気代が高くなるのではないかと不安を抱えている人もいるかもしれません。   本記事ではそのような人に向けて、エアコンを24時間つけっぱなしにした場合の電気代や、電気代を節約するためのコツを紹介します。

エアコンを24時間つけっぱなしにした場合の電気代は

エアコンを使用した場合にかかる電気代は「1時間あたりの消費電力(キロワット)×使用時間(時間)×料金単価(円/キロワットアワー) 」で算出できます。1時間あたりの消費電力は使用するエアコンによっても異なるため一概には言えませんが、ここでは800ワットのエアコンを使用すると仮定しましょう。
 
なお、消費電力はエアコンを使用する状況によっても変化します。外気温とエアコンの設定温度との差が大きければ大きいほど、その差を埋めるために大きな電力が必要です。一方、設定温度に到達したあとは大きな電力を必要とはしないという特徴がありますが、ここでは計算しやすいように800ワットに固定して算出します。
 
また、1キロワットあたりの料金単価も契約している電力会社やプランなどによって異なるでしょう。本記事では全国家庭電気製品公正取引協議会が全国平均の電気料金単価として公表している31円/キロワットアワーを使用します。
 
上記のような条件でエアコンを24時間つけっぱなしにした場合の1日の電気代は「0.8×24×31=595.2」であることから、約595円かかると分かります。同じ条件で1ヶ月(30日)使用した場合の電気代は「595.2×30=17856」となり、約1万8000円かかると算出できます。
 

エアコンにかかる電気代を節約するコツとは

エアコンをつけっぱなしにすると、やはりそれなりの電気代がかかります。そこで、ここからはエアコンの電気代を節約するコツを紹介します。
 

・サーキュレーターや扇風機を活用する

「暖かい空気は上に、冷たい空気は下にたまりやすい」という特徴があります。上の方の空気が冷えていない場合には、エアコンは必要以上の電力を使って部屋を冷やそうと稼働するのです。
 
サーキュレーターや扇風機を利用して空気を循環させることで、効率よく部屋全体の温度を下げつつ、無駄な電力消費を抑える効果が期待できます。
 

・短時間の外出時はエアコンをつけたままにする

短時間の外出であっても部屋を出るときはエアコンの電源を切っていくという人も多くいるのではないでしょうか。確かに、稼働時間を少しでも短くした方が、電気代が抑えられそうな気がするかもしれません。
 
しかし、エアコンの消費電力が大きくなるのは外気温と設定温度の差が大きいときです。そのため、電源を切ることで室温が高くなると、再び稼働したときに大きな電力が必要になります。したがって、短時間の外出であればエアコンはつけっぱなしのほうが電力消費を低減できるでしょう。
 

・定期的にフィルターの掃除をする

エアコンフィルターにホコリや汚れが溜まると運転効率が悪くなり、電力を無駄に消費する可能性が高まります。そのため、定期的に掃除をしてホコリや汚れを取り除いて冷房の効きをよくすることが大切です。
 

電気代を節約しながらエアコンを活用しよう

暑さを我慢することは、熱中症など、身体の不調を招く恐れもあります。身体を壊さないためにも、電気代が気になる場合は今回紹介した節約方法などを実践しながら、効果的にエアコンを活用していきましょう。
 

出典

公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会 よくある質問 Q&A
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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