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「初盆」香典の相場はどれくらい? 年齢で違う?

ファイナンシャルフィールド / 2023年8月16日 4時40分

「初盆」香典の相場はどれくらい? 年齢で違う?

身内が初盆の場合、いくらくらいを香典として包めばいいのかと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。   そこで今回は、身内が初盆の場合の香典の相場について解説していきます。また、年齢によって香典の相場が違ってくるのかどうかも紹介しますので、参考にしてください。

相場はどれくらい?身内で初盆の場合

身内で初盆を迎える場合は、実の親やきょうだい・きょうだい、子どもなど、一親等の場合なら1~3万円、実の祖父母や孫のように二親等なら5000円~1万円、身内でも叔父や叔母のように三親等以上なら5000円程度が相場です。これからわかるように、香典は関係性の深さによって、包む金額が変わります。
 
ただし、会食がある場合は、プラス5000円ほど包むのがよいとされています。これは、食事代が、1人につき約5000円程度かかるのが理由です。
 
なお、地域や宗派によっては、初盆の香典は血縁関係に関係なく決められている場合もあります。そのためにも、先方の宗派の決めごとや、地域のしきたりを前もって確認しておくと安心できるでしょう。
 
また、故人が自身の親の場合は、宗派により、白提灯代として「御提灯代」が発生する場合があります。この提灯は、故人の霊がお盆に迷わずに帰ってくるための目印となるものです。御提灯代は1~2万円かかり、子やきょうだいで分け合い、一緒に用意する慣習があります。
 

年齢による違いはあるの?香典の相場を決める条件を紹介

結論からいうと、年齢により、香典の相場は違ってきます。前述した香典の相場の目安に幅があるのは、遺族の年齢によって香典の金額が違うためです。一般には、年齢が上がるにつれて、香典の金額が高くなる傾向があります。
 
具体的には、20代なら相場の下限の場合が多いでしょう。これは、20代は、社会人になりたてだったり、自立し始めたばかりだったりすることが多いためです。まだ経済的に不安定であるとの理由から、低めでも構わない、と考えられています。
 
30~40代なら、相場の中間の金額が一般的です。例えば、相場が1~3万円の場合なら2万円を包むようにしましょう。ただし、これはあくまでも一例であり、経済的に負担になる場合は無理をする必要はありません。出せる範囲で調整するようにしてください。50代以上の場合は、相場の上限かそれ以上を包む場合が多いといえます。
 
なお、香典の相場を決める条件として、遺族の年齢や親等のほかに、故人と生前にどのような付き合い方をしていたのかも重要です。例えば、故人が自身にとって叔父や叔母にあたる方でも、親子のような付き合いをしていたなら、年齢と親等だけで香典の額を決めることはできないかもしれません。
 
そのため、単に形式的に年齢や親等で香典の額を決めつけるのではなく、故人との大切な思い出を上乗せしたものを包むことが一般的です。
 

故人との生前の親交を大切にした香典を包もう

身内の初盆において、香典に包む金額は常識を踏まえて決めたいものです。香典の額は、年齢によって大きく変わってきます。特に50代では、相場の幅の上限になる場合が多いといえます。このように年齢によって香典の額を決めるのは1つの考え方です。
 
しかし、香典は故人との関係性によっても違ってきます。そのため、一概に割り切った考え方をせず、故人との生前の親交を大切に考えて香典を包むようにしましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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