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物価高の中、「値下がり」しはじめた食材があるって本当?家計の負担を緩和できる料理って?

ファイナンシャルフィールド / 2023年8月17日 3時30分

物価高の中、「値下がり」しはじめた食材があるって本当?家計の負担を緩和できる料理って?

ステルス値上げやメーカーの再値上げなどによって、食材がことごとく値上がりしているため、食費について、悩まれている方がほとんどではないでしょうか。   しかし実は、2023年6月以降、少し値下がり傾向にある食材も出てきています。そうした食材を選んで購入することで、食費の負担を軽減できるかもしれません。   今回は、2023年6月分として発表された、総務省の消費者物価指数をもとに、今狙い目の食材とおすすめの料理について、ご紹介します。

食料品が続々と値上げされるなか値下げされたのは?

物価指数(平均的な価格の変動を示す指標)は、2022年6月と比較すると、全体で3.3%のプラス、食料品のみなら8.4%のプラスとなっており、家計の負担が増しています。菓子類(10.8%プラス)・鶏卵(35.7%プラス)・肉類(7.7%プラス)など、主要な食料品は、軒並み値上げされています。
 
そのなかで唯一、前年同月比で値下げ傾向にある食品が「生鮮野菜」です。また、生鮮食品の物価指数がプラス3.8%であるのに対し、それ以外の食品はプラス9.2%。ここからも、生鮮食品のほうが、値上げ幅は少ない傾向にあるといえるでしょう。
 
そのなかでも、とくに「今」お得な食材としては、下記の4品目が挙げられます。
 

<前月比で値下げ傾向にある食品>

・魚介類……マイナス0.3%
・野菜・海藻……マイナス2.8%
・果物……マイナス1.5%

 
価格が高騰する食材のなかから、上記のような「値上げ幅の少ないもの」「値下げ傾向にあるもの」を選んで使うことが、家計の負担を緩和することにもつながります。
 

値下げ傾向にある食材で作りやすいのは「和食」!

現在、値下げ傾向にあったのは、魚介類・野菜・海藻・果物の4品目です。こうした食材を活用するならば、和食のメニューを検討してみてはいかがでしょうか。
 
魚介類は、刺し身や煮つけにするとよいでしょう。
 
例えば、白身魚をしょうゆ・水・酒・砂糖などで煮つければ、白米が進むメインディッシュになります。青魚も、チューブのしょうがを使って臭み取りをすれば、同様に煮つけにできます。
 
また、野菜や海藻は、副菜として活躍する食材です。わかめの刺し身とか、キャベツやもやしのおひたし、じゃがいもの煮っ転がしなど、単体でメニューになるものも多くあります。
 
くわえて、キャベツ・きゅうり・大根・かぶなどは、軽く塩もみしておくだけで、夏にぴったりの副菜になるでしょう。
 
和食であれば、値上がりが続く鶏卵・肉・穀類・加工食品などを避けて、献立が作りやすいため、現在の状況では、食費の節約に効果的といえます。
 

今夏は和食も採り入れてみて

値上げ幅の大きい、鶏卵・穀類・加工食品・肉などを避けて献立を考えるならば、和食がおすすめです。値下げ傾向にある食材で、ひと通り用意できるため、食費の負担を軽減することに役立つでしょう。
 
とはいえ、もともとの価格差もあれば、地域差や店舗ごとの価格差もあり、節約をするならば和食がベストとは、一概にはいえません。物価指数を参考に、値上げ幅が大きい食材と小さい食材を把握して、購入する食材の候補を絞り込んだうえで、献立を決めましょう。
 

出典

総務省統計局「2020年基準 消費者物価指数 全国 2023年(令和5年)6月分」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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