【2023年冬】ホンダ・オデッセイ復活!進化したその特徴とは!?
ファイナンシャルフィールド / 2023年8月18日 10時40分
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2021年末に、販売終了したはずのホンダ・オデッセイ。ところが、2023年冬に、復活することが決まりました。そこで今回は、根強い人気を誇るミニバン・オデッセイの歴史や復活の背景を、進化の詳細とともにご紹介します。
ホンダの人気ミニバン・オデッセイとは? 販売終了までの歴史
オデッセイが登場したのは、1994年です。FFセダン車「アコード」のプラットフォームを流用して開発された、3列シートのミニバンで、乗用車のような走行性能は、ファミリー層から走りを重視するユーザーまで、幅広く支持されました。
オデッセイの人気は高く、2009年の国内累計販売台数は、約100万台に到達しています。ミニバンムーブの先駆けともいえるオデッセイは、2013年にフルモデルチェンジをした5代目を最後に、たびたびの改良やマイナーチェンジを経て、2021年12月末に販売終了となりました。
販売終了の理由は、決して、人気の低迷や販売不振ではありません。
実際、2021年の販売台数は2万1148台で、軽自動車・海外ブランドを除く国産メーカーで、第31位の売り上げを記録しています。オデッセイの販売終了は、世の中のトレンドの変化や、生産を行っていた狭山工場の閉鎖が関係していると考えられます。
販売終了から一転! 気になるオデッセイ復活の背景は?
2021年12月末で国内販売終了したオデッセイは、わずか2年後に、復活することになりました。これには、根強いファンの願いと、オデッセイにかけるホンダの思いが関係しています。
ホンダの公式サイトによると、オデッセイ販売中止のニュースが流れた際に「専門誌はミニバン市場を牽引してきたオデッセイの功績を紹介し、SNSには別れを惜しむ声があふれました」とのことです。
ホンダとしても、他車とは一線を画す「超低床ミニバンの灯を、絶やしてなるものか」という強い思いで、再販を決意したことが紹介されています。
上記以外にも、ホンダの売れ筋には、軽自動車のN-BOXなどの低価格車が多く、高価格の上級モデル愛用者を逃さないためにも、オデッセイの復活は必要であったとの意見もあります。
進化したオデッセイの主な特徴を紹介
復活するオデッセイは、フルモデルチェンジをするわけではなく、基本的には、2021年に販売終了した5代目改良モデルと同じです。しかし、公式サイトにもあるように「さらなる品格とゆとりを備え」て、進化しているともいえます。
復活するオデッセイの主な特徴は、以下のとおりです。
・「e:HEV」を搭載
EV(電気自動車)に近いハイブリッドシステムを搭載し、3種類のモードで、滑らかな走行性能と力強い加速を実現しています。「EVモード」では、電気自動車のような滑らかな走り出し、「エンジンモード」では、高速走行を効率的に、「ハイブリッドモード」で、モーターとエンジンをフル活用する点が特徴です。
・「Honda SENSING」で進化した安全性能
先進の安全運転支援システムを搭載しています。「近距離衝突軽減ブレーキ」「オートハイビーム」「急アクセル抑制機能」など、充実した機能で安全性能が向上しています。
・「BLACK EDITION」がラインアップ
黒をアクセントにして、洗練された「BLACK EDITION」をラインアップ。専用装備に加えて、「2列目両側アームレスト付4ウェイパワーシート」「2列目シートセンターテーブル」「2列目シートヒーター」など、多彩な装備を搭載しています。
復活するオデッセイの先行予約は2023年秋から!
復活するオデッセイは、中国の工場で生産されたものを逆輸入する形で、2023年冬に販売されます。先行予約は、2023年秋に開始する予定です。オデッセイの復活を待ちわびていたファンはもちろん、高い走行性能の上級ミニバンを探しているファミリー層は、買い替えの際に候補のひとつにできるでしょう。
出典
本田技研工業株式会社 ホンダ 「オデッセイ」
一般社団法人日本自動車販売協会連合会 「乗用車ブランド通称名別順位」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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