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恋人と入ったお寿司屋さんが「時価」でした…席に着いてから「やっぱり帰ります」と言うのはマナー違反ですか?

ファイナンシャルフィールド / 2023年8月19日 10時10分

恋人と入ったお寿司屋さんが「時価」でした…席に着いてから「やっぱり帰ります」と言うのはマナー違反ですか?

恋人とのデート中、お寿司屋さんに入ってみると「時価」と書かれていて焦った経験を持つ人もいるのではないでしょうか。いわゆる「回らないお寿司屋さん」では、時価で設定しているケースが珍しくありません。時価の場合、最終的に支払う金額がわからず不安になるものです。このような場合、席に着いてから帰るのはマナー違反になるのでしょうか。   そこで、この記事では時価の意味や席に着いたあとの対応について解説します。

そもそもお寿司屋さんの「時価」とは? 金額はどう決まる?

そもそも高級なお寿司屋さんなどで見かける「時価」とは、どのような意味なのでしょうか。ここでは、時価の意味や金額の決め方について解説します。
 

・時価とは

時価とは、商品の「そのときの価格」を意味する言葉です。そもそも、魚は獲れる量や質によって価格が変動します。お寿司屋さんでは鮮度の良い魚を日々仕入れており、その変動に合わせるため金額が一律ではなく「時価」となるのです。
 

・なぜ回らないお寿司屋さんは「時価」が多く、回転寿司は「一律の価格」なの?

回転寿司などでは一律の価格を設定していることが多く、一般的に時価は見かけません。なぜ両者は価格設定が異なるのでしょうか。
 
その理由は、仕入れシステムの違いも関係しています。チェーン展開も多い回転寿司は、仕入れ先が複数あったり、魚を大量に仕入れたりと、多店舗あるメリットを活かし価格を抑えた一律料金を設定しやすい仕組みです。
 
一方、回らないお寿司屋さんは基本的に必要な量の魚しか仕入れません。そのため、状況に応じて価格を設定する「時価」を採用しているところが多いのです。
 

・時価の決め方

それでは、お寿司屋さんの時価はどのように決めているのでしょうか。実際のところ、時価の決め方は明確に決まっていないことが多いようです。仕入れた魚の価格や量、かかった経費などを踏まえて、時価を決めている可能性が高いでしょう。
 

金額がわからないと不安! 席に着いてから帰るのはあり? なし?

お寿司屋さんで席に着いたものの「時価」という文字を見て尻込みし、帰ろうと考える人もいるかもしれません。しかし、高級なお寿司屋さんの大半は予約が必要であり、来店するお客さんに合わせて新鮮な魚を仕入れていることがほとんど。
 
予約をせずに入れた場合は問題ないかもしれませんが、予約していたにもかかわらず「帰ります」と食事をキャンセルすると、仕入れたネタが無駄になり、お店に迷惑がかかる原因になります。もし金額がわからず不安な場合は、板前さんに価格を聞いてしまうことも一案です。
 
「お寿司の価格を聞くことはマナー違反になる」と考える人も少なくありませんが、実は時価を聞くことに問題はありません。金額がわかれば、安心して食事を楽しめるでしょう。
 
また、あらかじめ予算を伝えておくという手もあります。予算内で収まるように調整してもらえば、お金が足りず支払えないなどのトラブルが起きるリスクもなくなります。
 

時価は聞いても問題なし! 不安な場合はあらかじめ予算を伝えよう

高級なお寿司屋さんでは時価を設定していることが多く、その文字を見るだけで思わず尻込みしてしまう人もいるでしょう。もし不安がある場合は、先に金額を聞いたり、予算内で収まるようにあらかじめお店にお願いしたりする方法もあります。会計時に困ることがないよう工夫をしてお寿司屋さんでの食事を楽しみましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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