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サーキュレーターと扇風機の違いは? 電気代はどっちが安い?

ファイナンシャルフィールド / 2023年8月18日 5時0分

サーキュレーターと扇風機の違いは? 電気代はどっちが安い?

効率よく空気を流してくれるサーキュレーターや扇風機は、夏場にかさんでしまうエアコンの電気代を節約するために一役買ってくれる家電製品です。しかし、両者の違いについて、しっかりと理解できていないという方も多いのではないでしょうか。   本記事ではサーキュレーターと扇風機について、機能面や電気代の違い、また使い分ける方法を解説します。

サーキュレーターと扇風機の違いとは?

扇風機とサーキュレーターは、外見はとても似ていますが、その用途・機能・構造には大きな違いがあります。ここでは両者の違いについて詳しく見ていきましょう。
 

用途や目的の違い

扇風機の主な目的は、人が暑いと感じるときに風を受けることによる涼しさを与えることです。そのため、大型のファンが搭載されており、広い範囲に風を送る構造になっています。しかし一方で、人間のすぐ近くに設置して利用することが多く、その風が届く距離はあまり遠くありません。
 
それに対して、サーキュレーターの目的は空気の循環です。扇風機よりも小型のものも多いですが、パワフルで直線的な風を送り屋内の空気をかき混ぜてくれるという特徴があります。主に、室内の空気の流れを改善するために用いられます。
 
また、扇風機によくある左右の首振り機能だけでなく、上下・斜め上・真上など広範囲にも風を送ることができるものが多いのが特徴です。風量が強いため、音が大きい場合もあります。
 

電気代の違い

続いて、電気代の違いについて見ていきましょう。実は、扇風機とサーキュレーターには電気代の違いはほとんどありません。
 
もともとどちらも消費電力は20Wほどしかないものが多く、電力単価を31円/kWhとして電気代に換算すると、1時間あたり0.62円ほどです。両者とも同じくらい電気代は安いため、購入する際は電気代よりも使用用途の違いを検討するとよいでしょう。
 

サーキュレーターと扇風機の使い分け

それでは、サーキュレーターと扇風機はどのように使い分ければよいのでしょうか。
 
まず、扇風機が向いているのは就寝時や複数人で利用する場合です。扇風機はサーキュレーターよりも静音性が高く、夜中でも快適に使用することができます。夜中は外気温が低いことからエアコンを消して扇風機だけでも過ごせる場合があるため、うるさくないというのは大きなメリットです。また、風を送る範囲が広いことから複数人で同時に利用する場面にも適しているといえるでしょう。
 
一方でサーキュレーターは、エアコンと併用するのがおすすめです。エアコンの冷たい空気を効率よく循環させられるため、設定温度を上げても快適に過ごすことができます。冷房時にエアコンの設定温度を1度上げると消費エネルギーを10%ほど低減できるため、大きな節約となるでしょう。
 
また、広い部屋にエアコンが1台しかない場合でも、エアコンの風を部屋全体に行き渡らせることが可能です。
 

サーキュレーターと扇風機の違いを理解して効果的に使おう

サーキュレーターと扇風機は似ている家電で電気代もほとんど変わりないのですが、向いている場面や使用用途には違いがあります。
 
どちらを使うか迷った際は、「扇風機は広範囲に風を送る」「サーキュレーターは直線的な風で空気を循環させる」というそれぞれの特性を理解して、自身のライフスタイルに合ったほうを選ぶようにしましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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