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寝落ちしてPCを「つけっぱなし」にしてしまいます。やはり「電気代」は高くなりますか? どのくらいかかるのでしょうか…?

ファイナンシャルフィールド / 2023年8月20日 10時10分

寝落ちしてPCを「つけっぱなし」にしてしまいます。やはり「電気代」は高くなりますか? どのくらいかかるのでしょうか…?

近年では仕事や生活に欠かせなくなっているパソコンですが、夜に使っているうちに、つけっぱなしのまま寝落ちしてしまうという方もいるのではないでしょうか。そんなとき、どのくらいの電気代がかかってしまうのか気になるところです。   そこでこの記事では、パソコンをつけっぱなしにしてしまった場合にどのくらいの電気代がかかるのか、また消し忘れを防止する方法について解説します。

パソコンをつけっぱなしにした電気代はどれくらい?

パソコンにかかる電気代は、パソコンの種類や使用状況により大きく異なります。ここでは、ノートパソコン、デスクトップパソコン、ゲーミングパソコンの3種類について、寝落ちして8時間つけっぱなしにしてしまった場合にどれくらいの電気代がかかるのかを見ていきます。なお、これらの電気代は消費電力(ワット) ÷ 1000 × 電気料金単価 × 使用時間で計算します。また、電気料金単価は2022年7月改定の公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価の31円/キロワットアワー(税込)を使用しています。
 
まずノートパソコンの場合、消費電力の目安は標準時でおよそ6.2ワットです。これに基づくと、1時間当たりの電気代は約0.2円のため、8時間で1.6円かかる計算になります。もし週に1回寝落ちしてしまうとすると、年間で約83.2円の電気代となる計算です。ただしこれはあくまで標準時の消費電力であるため、負荷のかかるソフトウェアを起動させたままの場合、さらに電気代が増える可能性もあります。
 
次にデスクトップパソコンは、消費電力の目安が34.3ワットです。同様に計算すると1時間あたりの電気代は1.1円、8時間で8.8円、週1回の寝落ちで年間約457.6円の電気代となります。
 
そして最後に、スペックが高く消費電力も高い傾向にあるゲーミングパソコンの場合です。ゲーミングパソコンの消費電力はスペックによって大きく異なりますが、ここでは830ワットとして計算していきます。同様に計算すると1時間あたりの電気代は25.7円、8時間で205.6円となり、週1回のつけっぱなしによる年間の電気代は1万691.2円になってしまいます。
 

消し忘れを防止するには?

パソコンの消し忘れは電気代やパソコンの寿命に影響を与えるだけでなく、セキュリティリスクも高める可能性があります。ここでは、パソコンの消し忘れを防止するための方法を紹介します。
 
1つ目は、リマインダーやアラームを設定するという方法です。作業終了時刻や就寝時刻などにリマインダーやアラームを設定することで、消し忘れに気づくことができます。スマートフォンのリマインダーアプリやオンラインカレンダーのアラーム機能などを使うと便利です。
 
2つ目として、スリープモードを活用することも考えられます。パソコンには、一定時間操作をしなかった場合に自動的にスリープモードに入るようなパワーマネジメントの設定があり、スリープモードであれば消費電力を大きく減らすことができるのです。Windowsでは「電源オプション」、MacOSでは「省エネルギーシステム環境設定」で設定することができます。ただし、スリープモードでも一定の電力は消費しますので、できるだけ完全に電源を切ることをおすすめします。
 

パソコンはきちんと消して無駄な電力を抑えよう

パソコンの消費電力は機種によっても大きく異なりますが、長時間使う傾向にあるぶん電気代も高くなってしまう可能性があります。まずは自動スリープ機能やアラームなどのリマインダーを設定したうえで、消し忘れないよう意識をしておくことが大切です。きちんと毎日消すことで、無駄な電力を抑えるようにしていきましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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