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専業主婦(夫)も生命保険に加入したほうがいい? 加入をすすめる保険と選び方は?

ファイナンシャルフィールド / 2023年8月21日 8時0分

専業主婦(夫)も生命保険に加入したほうがいい? 加入をすすめる保険と選び方は?

多くの人が生命保険に加入する理由として、自分に万が一のことがあった場合の家計の心配があるのではないでしょうか。そう考えた場合、家計を支えているわけではない専業主婦(夫)の人は、生命保険に加入する必要はないように思えます。   しかし、本当にそうでしょうか。本記事では、専業主婦(夫)の人が亡くなってしまった場合に、どういった家計への影響があるのか、どのような保険を選べばよいのか、詳しく解説します。

もしもの場合の家計への影響はどれくらい?

専業主婦(夫)の人にもしものことがあった場合、家計への影響はどれくらいあるのでしょうか。まず挙げられるのは、入院費用です。(公財)生命保険文化センターが行った「2022(令和4)年度 生活保障に関する調査」によれば、入院時の1日あたりの自己負担費用は平均2万700円、平均入院日数は17.7日です。
 
つまり、1回あたりの入院は平均で36万6390円の家計負担が生じることが分かります。けがや病気が重いとより多くの入院日数が必要になるため、家計負担はさらに増えることになるでしょう。
 
また、家事や育児も家族の別の誰かがしなければなりません。代行してくれる家族がいない場合には、家事代行サービスや外食、クリーニング、ベビーシッターなどを利用するケースもあるでしょう。そのための費用は、サービスにもよるため一概にはいえませんが、家計の負担が増えることは間違いありません。
 
さらに、不幸にも亡くなってしまった場合には、葬儀費用がかかります。葬儀費用は200万円程度といわれることもありますが、そこまでかからないとしても100万円以上の家計負担になる可能性は十分にありえます。また、お墓がない場合は購入しなければなりません。
 

専業主婦(夫)におすすめの保険は?

これらのことを考えた場合、専業主婦(夫)の人でも万が一の場合に備えて保険に加入しておくのが得策だといえます。おすすめの保険としてまず挙げられるのは、「医療保険」です。
 
先述したように、入院することになった場合にかかる負担は決して少ない額ではありません。仮にその分を貯蓄から捻出できたとしても、入院中の家事代行サービスへの依頼や外食する機会の増加などで、家計に負担がかかるでしょう。
 
そうしたことを考えた場合、入院給付金や手術給付金が支給される医療保険に加入しておけば、病気になってしまった際も安心です。また、日本人は2人に1人ががんになるといわれています。そのため、がん保険に加入しておくのもひとつの方法です。
 
また、専業主婦(夫)がパートやアルバイトで家計を支援している家庭の場合、「就業不能保険」に加入しておくのもよいでしょう。その場合には家事の負担が増加するだけでなく、収入の減少にもなってしまうためです。
 
さらに、生命保険への加入も検討しましょう。先に述べたように、亡くなってしまった場合は葬儀費用がかかり、お墓を購入する場合もあるでしょう。生命保険文化センターの「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査」によると、生命保険に加入している専業主婦(夫)の23.0%が200万~500万円の死亡保険金を設定しています。
 

専業主婦(夫)ももしもの場合に備えておこう!

専業主婦(夫)が生活のために日々行っている家事や育児は、お金に換算すると年収200万〜300万円程度に相当するともいわれています。
 
そうしたことを考えると、もしもの場合に備えて保険に加入しておくのがおすすめです。入院費や入院中の生活費を賄うための医療保険や、葬儀代、お墓の購入費などを軽減するための死亡保険を検討してみましょう。
 
出典
公益財団法人生命保険文化センター 2022(令和4)年度 生活保障に関する調査
公益財団法人生命保険文化センター 2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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