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中学生の習い事は「月3万円」以上!? 習い事の平均金額や人気ランキングを解説!

ファイナンシャルフィールド / 2023年8月22日 4時30分

中学生の習い事は「月3万円」以上!? 習い事の平均金額や人気ランキングを解説!

子どもに習い事をさせる際には、内容はもちろんのこと、毎月必要な金額も気になるのではないでしょうか? 親としては子どもがしたいと思うことや、将来のためになることはさせたいところですが、あまりにも費用が高いと家計の負担が大きくなります。   本記事では、中学生の習い事にかかる平均的な費用や、人気の習い事ランキングについて解説しています。

中学生の習い事は月3万円以上

文部科学省の「令和3年度子供の学習費調査」によると、子どもの学校外活動費は、公立中学校に通う場合は年間平均36万8780円、私立中学校では36万7776円です。年間で約36万円ですので、毎月の支出に換算すると3万円以上です。
 
なお、学校外活動費とは、学校教育に関係する学習をするための支出(家庭学習で使う図書や家庭教師代、学習塾代など)や、スポーツや芸術・文化活動、共用といった習い事の金額を指します。
 
学年ごとにも金額の差があり、公立中学校、私立中学校の学年ごとの学校外活動費は図表1のとおりです。
 
【図表1】

公立 私立
第1学年 29万1627円 35万6676円
第2学年 31万6106円 35万3521円
第3学年 49万7915円 39万3759円

文部科学省 結果の概要-令和3年度子供の学習費調査を基に作成
 

学習塾費の平均金額

中学生においては、高校受験などに向けて学習塾に通う場合も多いです。とはいえ、学習塾に通わせていない家庭ももちろんあります。学習塾費の金額分布を見ると、学習塾費が0円の割合は公立中学校で29.6%、私立中学校で46.1%です。
 
ただ、1円以上学習塾費の支出がある場合、最も多いのは40万円以上で、公立中学校で26.9%、私立中学校では15.6%です。
 

小中学生に人気の習い事

習い事については、なにが人気なのか気になる人も多いでしょう。今回はニフティ株式会社が2021年に公開した、習い事のアンケート結果について見ていきます。
 
中学生がそもそもどれくらいの数の習い事をしているのかですが、最も多くの割合を占めるのは全体の34%の「1つ」という結果でした。次に多い「2つ」が26%ですので、1つか2つという回答が全体の約60%を占めます。なお、「習い事はしていない」という回答は15%です。
 
そして、習い事をしている人が実際に習っているものは、多い順に次のとおりです。

1位:学習塾・くもん
2位:ピアノ
3位:英会話
4位:習字
5位:水泳
6位:ダンス
7位:テニス
8位:そろばん
9位:バレエ
10位:体操

学習塾や英会話など、受験や実用性を視野に入れた習い事が上位にランクインしています。
 
なお、これからやってみたい習い事のランキングとしては、1位はダンス、2位は学習塾・くもん、3位はピアノ、4位はプログラミングなどと続きます。
 

習い事を選ぶ際のポイント

最後に、これから子どもに習い事をさせる場合のポイントを見ていきましょう。
 
まず大切なことは、習いたい理由を明確にすることです。「友達がしているから」「なんとなく興味があるから」といった理由だと、長続きせずに、お金が無駄になってしまうかもしれません。子どもとよく話し合うことが必要です。
 
また、月謝以外に必要な費用も考慮に入れましょう。例えば、テニスをする場合はラケット代やユニフォーム代、試合のための交通費や合宿代などがあります。
 
子どもが習う目的と、全体的な費用を考慮したうえで、金銭的に無理のない習い事を探しましょう。
 

出典

文部科学省 結果の概要-令和3年度子供の学習費調査
ニフティ株式会社 ニフティキッズ みんなのホンネ調査レポート 習い事について
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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