「マイボトル」「マイバッグ」の持参は、実際お得なの?節約になる日常的なSDGsの取り組み
ファイナンシャルフィールド / 2023年8月24日 10時30分
![「マイボトル」「マイバッグ」の持参は、実際お得なの?節約になる日常的なSDGsの取り組み](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/financialfield/financialfield_228713_0-small.jpg)
日本では、多くの企業が、SDGs(エス・ディー・ジーズ:持続可能な開発目標)の達成に向けて取り組みを行っていますが、実は個人でも、達成に向けてできることがあります。 また、SDGsにつながる個人の取り組みは、節約にもつながる行いが多いため、家庭にも優しく、実行しやすいことが特徴です。当記事では、個人が実行できて、かつ節約になる、SDGs達成に向けての行動を紹介します。
節約になる日常的なSDGsの取り組み8選
SDGsとは、2001年に策定されたミレニアム開発目標の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された、持続可能な開発目標です。2030年までに、貧困や差別、人権、環境などの問題を解決して、誰もが住みやすい世界を作ることを目標としています。
地球上の誰一人取り残さずに、持続可能な環境をつくることを目標としているSDGsですが、個人で実行する場合は、取り組みやすい行動でなければ、多くの人が実践できません。今回は実行しやすく、節約にもなる取り組みを8パターン紹介します。まずは、ちょっとしたことから始めて継続化を図り、SDGsの達成に貢献しましょう。
職場へマイボトルの持参
ペットボトルの使用を控えるために、職場へマイボトルを持参しましょう。500~600mlの水は、コンビニだと108円ほどで販売されていることが多く、毎日1本購入していた場合、月に3240円ほどの出費になります。マイボトルを持参することで、ペットボトル飲料水の購入機会が減り、節約にもつながるでしょう。
ペットボトルの使用は、プラスチックごみを発生させる原因になります。プラスチックごみが適切に処理されずに、環境中に流出してしまうことで、海洋プラスチック問題が発生します。海に漂うプラスチック製品を、魚類や海洋哺乳動物、海鳥、ウミガメなどが誤って摂取することで、傷ついたり死んでしまったりしています。
海の生態系に悪影響を及ぼさないためにも、プラスチックごみを減らす取り組みとして、マイボトルの持参に取り組みましょう。
買い物時はマイバッグを持参
レジ袋の使用を控えるため、買い物時にはマイバッグを持参しましょう。日本では、2020年7月1日から、レジ袋の有料化がスタートしています。スーパーやコンビニ、ホームセンターなどでは、レジ袋が約3~5円で販売されており、食品や生活用品の購入で週5回ほど利用すると、年間で780~1300円ほどの出費です。
マイバッグの利用は、レジ袋代の節約になるとともに、上記でも解説した、海洋プラスチック問題の改善にもつながる行動のため、積極的に取り組みましょう。
生鮮食品や残り物は冷凍する
多めに食品を購入したとき、腐らせて廃棄しないように、早めの冷凍保存を心がけましょう。フードロスを減らすことは、SDGsの目標12の達成に貢献できます。また、冷凍保存によって廃棄を減らすことで、無駄な食品の購入を防げるため、節約にもつながります。
訳あり食品を購入する
訳あり食品や、賞味期限が近い値引き食品を購入することで、食品ロスを減らしましょう。見た目がきれいな食品のほうがいいとか、賞味期限が長いほうが安心などの理由により、これらの食品購入を避けることで、食品ロスが増えてしまいます。
訳あり食品は、見た目に問題があっても、味や品質には問題ないものがほとんどです。こうした訳あり食品や、賞味期限が近い食品は、通常価格よりも安く売られている場合が多いため、節約にもつながります。
使用していない電化製品の電源を切る
家庭の消費電力量を抑えるために、使用していない電化製品の電源は抜くとか、使用頻度の少ない電化製品の電源は切るようにしましょう。また、できるだけ日中は照明をつけず、つけるときも、部屋にいないときは、こまめに消すことをおすすめします。テレビも同様に、なんとなくつけっぱなしにするのではなく、観ていないときは電源を切りましょう。
消費電力を抑える行動は、電気代の節約にもつながります。
環境に配慮したSDGsに取り組むと節約もできる
持続可能な開発目標の達成に向けた取り組みは、企業だけではなく、個人でもできる行動が多くあります。また、日常的にとり入れやすい行動で、かつ節約になり、家庭にも優しい取り組みが多くあるため、今日からでも、行動に移すことが可能です。
SDGsの達成と節約の、両方をあわせもった取り組みを把握して、積極的に進めていきましょう。
出典
外務省 SDGsとは?
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
栃木県那須町と「プラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結
PR TIMES / 2024年7月16日 13時15分
-
神奈川県大和市と「地球温暖化対策の推進に関する協定」を締結
PR TIMES / 2024年7月10日 11時15分
-
「千葉県木更津市でビーチクリーン活動」を実施
PR TIMES / 2024年7月9日 15時15分
-
神奈川県厚木市と「温室効果ガスの削減及び気候変動に適応したサステナブルシティの実現に向けた包括連携協定」を締結
PR TIMES / 2024年7月3日 11時45分
-
【脱プラスチック調査】脱プラは「可能だと思う」が52.8% 脱プラしてほしい商品は「野菜・果物の包装」
PR TIMES / 2024年7月2日 16時40分
ランキング
-
1「土用の丑の日」物価高でも…あの手この手の“うなぎ商戦” 大手スーパーの目玉は「超特大」
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月22日 19時59分
-
2小林製薬、会長と社長が辞任へ…「紅麹」サプリ問題の対応遅れで経営責任明確化
読売新聞 / 2024年7月22日 21時37分
-
3イタリア人が営む「老舗ラーメン店」の人生ドラマ 西武柳沢「一八亭」ジャンニさんと愛妻のこれまで
東洋経済オンライン / 2024年7月22日 11時30分
-
4島村恒俊さん死去=しまむら創業者
時事通信 / 2024年7月22日 19時30分
-
5「最高益の会社」の株価が上がらない当然の理由 相場に影響を与えるのは過去のデータではない
東洋経済オンライン / 2024年7月22日 16時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)