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娘がシャワーを30分以上出しっぱなし…!一体いくらの出費になる?

ファイナンシャルフィールド / 2023年8月25日 10時30分

娘がシャワーを30分以上出しっぱなし…!一体いくらの出費になる?

「ぼーっとしていて、ついシャワーを出しっぱなしにしてしまった!」と、焦って水を止めた経験のある方もいらっしゃるかもしれません。しかし、それが毎日続いたら、水道光熱費がかさんでしまうでしょう。   今回は、家族が30分以上シャワーを出しっぱなしにしてしまう場合、水道光熱費がいくらになるのかをご紹介します。また効果的な節約方法についてもご紹介するため、水道光熱費についてお悩みの方はぜひ参考にしてください。

30分間シャワーを出しっぱなしにしたらどれくらいの料金になる?

東京都水道局の「よくある質問」にあるシャワーの使用量を参考にすると、30分間シャワーを出しっぱなしにした場合、およそ360リットルの水を消費することになります。同資料で用いられている「1リットル当たりの単価0.24円」を参照して計算すると、1回の入浴で86.4円分、1ヶ月でおよそ2600円の水道代を消費している計算です。
 
また一般家庭の浴槽は、220〜440リットル程度に作られていることがほとんど。つまり、1人の入浴で浴槽およそ0.8〜1.6杯分を使っている計算になります。
 
くわえて忘れがちなのが、ガス代です。例えば、27度(東京都庁周辺における8月の水温平均26.9℃を四捨五入)の水を、38度に温めて使うとしましょう。そのときのガス代は下記の計算式で求められ、およそ38.4円(※小数点第2位以下四捨五入)となります。
 
11(度)×360(リットル)×0.8(熱効率80%)÷10750(発熱量、キロカロリー/平方メートル)×130.46(ガス料金、円/平方メートル)

つまり結果として、30分以上シャワーを出しっぱなしにすることで、1回の入浴に124.8円、1ヶ月の通算で3800円程度の水道光熱費を使っている計算になります。
 

効果的な節約方法は?

30分以上シャワーを出しっぱなしにしてしまう場合、その原因を見つけることと、本人が意識して時間を短くすることが重要なポイントになります。長時間シャワーを出しっぱなしにしてしまう理由としては、下記のことが考えられます。
 

●洗った後のぬめり感が気になり、より長い時間流してしまう
●シャワーの水滴が当たる感触が心地よくてつい長時間当たってしまう
●疲れ切ってしまい、気が付いたらぼーっとしてしまっている

 
ぬめり感が気になる場合は、より泡切れのよいシャンプー・ボディーソープを探すことが、シャワー時間の短縮につながるでしょう。また「水があたる感触が心地よいと感じる」「疲れ切っている」という場合は、体をほぐし疲れを取るため、週に数回は浴槽に浸かる日を設けるのもよいかもしれません。
 
もしそうした理由なく「いちいち切るのが面倒くさい」として出しっぱなしにしている場合は、タイマーを導入する・節水シャワーヘッドを利用するといった工夫も可能です。入浴開始時間から15分や20分で鳴るように設定しておけば、長時間水を出しっぱなしにしていることに気が付きやすくなります。
 
家族間でシャワーを出しっぱなしにしてしまう件について話し、水道光熱費を削減したい点を共有したうえで導入するとよいでしょう。
 
またシャワーヘッドを節水タイプのものにすることで、40%程度の節水効果が見込めます。単純計算で、1ヶ月の水道代が2678.4円から1607.04円になり、月に1000円以上節約することが可能になります。
 

ストレスを溜めず長く続けられる節約を

入浴は毎日の習慣なため、水道光熱費に関して、1回は小さな金額でも、1ヶ月に換算するとまとまった金額になります。それはほかの節約でも同じで、効果の高い1回の取り組みより、少額でも長く続けることが大切です。原因に応じた方法で対処して、無理なく長く続けられる節約方法を見つけましょう。
 

出典

東京都水道局「水道水の水温」

東京都水道局『よくある質問 もっと知りたい「水道」のこと』

東京都水道局「よくある質問 節水について」

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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