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「筋トレは将来にむけた投資!」 病気になるより筋トレ投資が有意義な理由

ファイナンシャルフィールド / 2023年8月27日 9時10分

「筋トレは将来にむけた投資!」  病気になるより筋トレ投資が有意義な理由

健康に生活をし、さらにお金に余裕があれば人生をより楽しむことができます。健康に気を配ることで金銭的にメリットがあれば非常にお得と言えるでしょう。健康に投資するにはさまざまな方法がありますが、今回はコロナ禍でもにぎわいを見せた筋トレに注目してみましょう。本記事では、筋トレと医療費・お金の関係を解説します。

筋トレと健康効果

筋トレと健康効果について、早稲田大学の報告「筋トレで死亡・疾患リスクが減少」からデータを見ていきましょう。
 

・筋トレを実施していると、総死亡・心疾患・がん・糖尿病リスクは10~17%低値を示す
・総死亡・がん・心疾患については週30分から60分の範囲で最もリスクが小さい
・糖尿病は実施時間が長いほどリスクが低い

 
このように筋トレが健康に好影響を与えていることが分かります。
 
一方で注意点もあり、以下のようになります。
 

・筋トレ実施時間が週130分から140分を超えると、総死亡・がん・心疾患に対する好影響はなくなりむしろ高リスクを示す

 
リスクが高まっては意味がないので、この注意点はしっかり押さえておきましょう。
 
しかし、筋トレは、病気に対する対策になり得るだけではなく、寝たきりになる予防にもなり、さらに金銭的にも大きなメリットをもたらしてくれます。
 

筋トレに係る費用と医療費

筋トレに係るお金と医療費について、データとともに見ていきます。
 

筋トレに係る費用

筋トレにかかる費用は、その方法によって、幅が大きく異なります。自宅で行う分には最低限の費用で抑えられます。運動着や運動用のマットを用意するだけの場合、品質にこだわらなければ1万円以内でも充分に可能です。
 
ジムに通う、またはパーソナルトレーナーを付ける、などの利用では、サービス内容などによりますが、入会金や月謝などを考慮すると、年間12万円~50万円程度が見込まれます。
 

医療費の例

医療費の例を紹介します。
 
・糖尿病
国立国際医療研究センター 糖尿病情報センターより、糖尿病のインスリンポンプによる治療例です。持続血糖測定機能と連動した持皮下インスリン注入療法をしている方の場合、診察・薬代などで合計3万1820円(3割負担の場合)とされています。
 
・がん
国立がんセンター中央病院における入院費概算より確認すると、悪性脳腫瘍、頭蓋内脳腫瘍摘出手術(その他)では平均総額医療費266万5500円、3割負担では79万9700円、2割負担では53万3100円、1割負担では26万6600円となります。
 
病気は症状・程度によって治療方法・医療費は異なります。医療費が高額になったときには高額療養費制度が利用できる事が多いため、負担額は小さくて済むケースもあるかもしれません。しかし病気になれば、治療のため、お金がかかるのは明白です。健康への投資として筋トレを行うのは健康面・金銭面において良い選択と言えるでしょう。
 

まとめ

筋トレにかかる費用は差があるものの、選択次第で費用を抑えて始められます。安ければ自宅で1万円程度の道具を買えば、ある程度の期間は使えます。一方、ジムやパーソナルトレーナーを利用すれば、12万円程度は最低かかるかもしれません。
 
医療費は程度によって幅があり高額療養費制度により負担は抑えられますが、入通院が長引くと、どうしても支出は多くなります。筋トレは過度な実施は禁物ですが、病気を予防でき、さほどお金をかけずに始められることから金銭的にメリットがあるといえるでしょう。
 

出典

早稲田大学 筋トレで死亡・疾病リスクが減少 週30~60分を目安に
国立国際医療研究センター 糖尿病情報センター 糖尿病とお金のはなし
国立がん研究センター中央病院 入院費概算 一覧表
全国健康保険協会 医療費が高額になりそうなとき
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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