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子ども3人以上で「電気代」がお得に!? 富山県の「とやまっ子すくすく電気」支援事業について解説

ファイナンシャルフィールド / 2023年8月26日 5時0分

子ども3人以上で「電気代」がお得に!? 富山県の「とやまっ子すくすく電気」支援事業について解説

富山県は、「子ども3人以上の子育て世帯に対して、電気代を補助する」というユニークな子育て支援事業を行っています。 今回は、富山県が実施している「とやまっ子すくすく電気」という支援事業について解説するとともに、富山県が推進している子育て支援策を紹介します。

「とやまっ子すくすく電気」事業とは

富山県は、神通川、上市川、小矢部川、和田川の4水系に設置した水力発電所や、農業用水を利用した小水力発電所、合わせて20ヶ所を運営しており、ここで発電した電気は、電力会社に供給され家庭や事業所に送電されています。
 
「とやまっ子すくすく電気」事業では、県営水力発電所を効率的に運営することで得られた利益の一部を活用して、子育て世帯の電気料金の負担を軽減しています。
 

対象となる世帯

支援事業の対象は、富山県内で18歳未満の子どもが3人以上同居する世帯となります。なお、毎年4月1日時点で18歳未満の子どもであれば、当年度内は対象の児童となります。
 

支援額

支援額は、子ども3人の世帯は月額700円(最大8400円)、子ども4人以上の世帯は月額1800円(最大2万1600円)となります。
 

事業実施期間

令和5年度の事業実施期間は、令和5年3月から令和6年2月分までです。なお、令和6年度以降の本事業の継続については、決定し次第周知されることになっています。
 

募集期間

令和5年度の募集期間は、令和5年3月1日から令和6年2月9日までとなっています。なお、年度途中に申し込んだ場合は、認定の翌月から対象期間となります。
 

申込み方法

本事業に申込みの場合は、申請書に必要事項を記入し、申請日の3ヶ月以内に発行された以下の書類を同封して、富山県企業局電気課「子育て支援事業担当」あてに郵送します。

●世帯全員の住民票(世帯主、続柄が記載され、本籍、マイナンバー(個人番号)が記載されていないもの)
●「電気使用量のお知らせ」など、契約者名義と1ヶ月の電気料金などが分かる書類の写し(Webページ上の画面をプリントアウトしたものでも可)

 

富山県の子育て事業

富山県は、とやまの子育て応援サイト「とみいくフレフレ」を運営しており、結婚したい方から子育て世帯までを幅広く支援しています。
 

妊娠中の方へのサービス

妊娠・出産に関するからだや心の変化についての相談窓口を提供しているほか、産後6ヶ月までの家庭にヘルパーを派遣して家事・育児支援を行う「富山県産後ヘルパー派遣事業」を紹介しています。
 

子育て中の方へのサービス

子育て中の方は、年齢・段階や目的ごとに、子育てに関する支援情報を検索できます。また、Webサイト内にリンクのある「ここdeサーチ」から子育て施設を検索することもできます。
 

とやま子育て応援団

毎月「とやま県民家庭の日」(毎月第3日曜日)から始まる1週間「とやま家族ふれあいウィーク」期間中に、18歳未満(高校等在学者を含む)の子ども連れ家族が協賛店を利用した場合、応援団マークを提示することで協賛店が設定している割引や特典などの各種サービスが受けられます。
 

結婚したい方へのサービス

結婚したい方には、県が会員制のお見合いサイト「とやまマリッジサポートセンター」のほか、出会いのためのイベントやセミナーの情報を提供しています。
 

まとめ

富山県は、県営の水力発電所を運営して得られた利益の一部を利用し、3人以上の子どもが同居する世帯の電気代を支援する「とやまっ子すくすく電気」事業を実施しています。
また、結婚から出産・育児までを支援する、とやまの子育て応援サイト「とみいくフレフレ」を運営しています。
 

出典

富山県 企業局子育て支援事業「とやまっ子すくすく電気」のお知らせ
富山県 富山県電気事業
富山県 とやまの子育て応援サイト「とみいくフレフレ」
 
執筆者:辻章嗣
ウィングFP相談室 代表
CFP(R)認定者、社会保険労務士

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