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彼氏が潔癖でカップ麺に「ミネラルウォーター」を使います。将来を考えるとお金がかかりそうで不安なのですが、金銭的にどれだけ「損」なのでしょうか…?

ファイナンシャルフィールド / 2023年8月27日 10時0分

彼氏が潔癖でカップ麺に「ミネラルウォーター」を使います。将来を考えるとお金がかかりそうで不安なのですが、金銭的にどれだけ「損」なのでしょうか…?

カップ麺を作る際に、水道水とミネラルウォーターのどちらを使用していますか。   今回紹介するのは、恋人がカップ麺を作る際にミネラルウォーターを使うのを見て「沸騰させるなら水道水で良い気がするし、正直お金がもったいない」と感じている人の相談です。カップ麺をミネラルウォーターで作る場合、水道水で作るのと比較してどのくらい損なのかを解説します。

【水道水VSミネラルウォーター】カップ麺を作る際の水代

カップ麺に必要なお湯の量は、商品によっても異なります。今回は1食あたり300mlのお湯が必要なカップラーメンを例にとって、必要な水代を計算していきましょう。
 
水道料金は地域によって異なりますが、厚生労働省の資料によると、日本の水道料金は全国平均で1リットルあたり約0.2円です。100mlあたりの水道料金は0.02円、カップラーメン1食あたりに必要な水道料金は0.02円×3=0.06円となります。
 
一方、ミネラルウォーターは大手コンビニエンスストアで2リットル108円(税込)で販売されています。1リットルに換算すると54円(税込)、100mlに換算すると5.4円(税込)、カップ麺をミネラルウォーターで作る場合の水代は、5.4円×3=16.2円(税込)となります。
 
つまり、カップ麺をミネラルウォーターで作る場合、水道水で作るのと比較して1食あたり約16.14円が余計に必要となります。ただし、ドラッグストアやスーパーマーケットでは、ミネラルウォーターを格安で購入できるケースが多いです。安いミネラルウォーターを購入すると、もう少し節約できるでしょう。
 

ちりも積もれば山となる

カップ麺を作る際にミネラルウォーターを使うと、水道水でカップ麺を作る場合と比較して1杯あたり約16.14円の価格差が出ます。月に10回カップ麺を食べる人の場合、月に約161.4円、年間に約1937円が余分にかかることになります。10年続けると1万9370円で、まさに「ちりも積もれば山となる」といえるのではないでしょうか。
 

ミネラルウォーターのメリット・デメリット

ミネラルウォーターの魅力は、水道水と比較して味がおいしい、水道水独特のにおいがしないことなどでしょう。また、自身の好きな味や硬度を選べる点もメリットとして挙げられます。ただし、ラーメンを作る際は水を沸騰させるため、水道水で作った場合と味やにおいの差が分からない人が多いかもしれません。
 
ミネラルウォーターのデメリットは、水道水と比較すると費用がかかる点です。カップ麺を頻繁に食べる人や、家族が多い世帯にとっては負担が大きいと感じるかもしれません。
 
また、ミネラルウォーターを購入して、自宅まで運ぶことにストレスを感じる人もいるでしょう。インターネットで購入する人もいるかもしれませんが、蛇口からすぐに出てくる水道水を使ったほうが圧倒的に楽ではないでしょうか。
 

最終的には自身の好みで

カップ麺を作る際にミネラルウォーターを使うと、水道水で作る場合と比較して年間に1000円以上損する可能性があります。ただし、水道水の味やにおいが好きではなく沸騰させても違いが分かる人、衛生的に水道水を飲みたくない人などは、ミネラルウォーターでカップ麺を作ったほうがよいかもしれません。最終的には個人の好みなので、自身でどちらか好きな方を使うのが良いでしょう。
 

出典

厚生労働省 いま知りたい水道
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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