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家賃相場が低い街の思いがけない「落とし穴」! 失敗しないための物件選びのポイントとは?

ファイナンシャルフィールド / 2023年8月28日 10時0分

家賃相場が低い街の思いがけない「落とし穴」!  失敗しないための物件選びのポイントとは?

月々の支出のなかで、家賃が占める割合は大きなものです。そのため、家賃相場の低い街のほうが暮らしにゆとりが持てるのではないかと感じることも多いのではないでしょうか。   しかし、住まいに求める条件や収入によっては、家賃の低さにこだわる必要はないかもしれません。そこで本記事では、収入に見合った物件選びのポイントについて解説します。

賃貸住宅を決めるときのポイント

賃貸住宅を探すとき、こだわりたい条件が多すぎるあまり、なかなか決められないことも多いのではないでしょうか。そこで実際のお部屋探しでは、譲れない条件に優先順位をつけながら判断することになります。
 
株式会社groove agent(ゼロリノベ)が実施したアンケートによると、東京に住む30代~40代既婚男女が重視したポイントは次のとおりでした。

●生活の利便性:64%
●交通の利便性:58%
●治安:46.4%

生活・交通の利便性は住むエリアによって大きく左右される要素です。また、同アンケートにおいてエリアと物件を比較したときにはエリアを優先すると回答した人は64%でした。
 
このアンケートからも、物件探しにおいてエリアを重視する人が多いことが分かります。
 
しかしエリアを重視した結果、そのほかの条件が希望を満たせないケースは珍しくありません。もしエリアを変えないのであれば、部屋の広さや間取り、駅からの距離、築年数など、ほかの要素で妥協することになります。
 

家賃相場が低いエリアに住むメリット・デメリット

物件探しでエリアを重視する方が多いことがわかりましたが、中でも家賃相場の低いエリアは注目を集めがちです。しかし家賃相場が低いエリアには、さまざまなメリット・デメリットがあります。どのような側面があるのか、注意したいポイントとともに見ていきましょう。
 

家賃相場が低いエリアのメリット

月々の支出のなかでも、家賃は大きな割合を占めるものの、固定費でもあるため、光熱費や食費などと異なり工夫して節約することもできません。そこで家賃そのものを抑えられれば、生活費の大幅な節約につながるでしょう。
 
また、家賃相場の低いエリアは都心部よりも郊外に位置していることが多いです。自然に囲まれた閑静な住宅街など、落ち着いた雰囲気を重視する方にも住みやすい環境が見つかりやすい特徴があります。
 

家賃相場が低いエリアのデメリット

一般的に、都心部から離れるほど家賃相場は低くなる傾向にあります。そのため、通勤に時間がかかる可能性が高く、デメリットになるので注意が必要です。せっかく家賃を節約できたとしても、交通費が家計の負担になることもあるでしょう。子どもがいる場合には、通学時間の制約により進学先の選択肢が狭まるリスクにもご注意ください。
 

まとめ

家賃相場の低いエリアは魅力的ですが、収入に見合った物件であれば家賃相場の高いエリアでも快適に暮らせます。家賃を抑えられても交通費といった、ほかの支出が増大するケースもあるため、お部屋探しの際は自身のライフスタイルも考慮したうえで決めることが大切です。
 

出典

株式会社groove agent(ゼロリノベ) 住む場所を決めるうえで重視するポイントについて
ゼロリノベ
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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