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夫が洗い物のときに水を「出しっぱなし」にします。水道代を考えるとモヤモヤするのですが、私の心が狭いのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2023年8月30日 4時30分

夫が洗い物のときに水を「出しっぱなし」にします。水道代を考えるとモヤモヤするのですが、私の心が狭いのでしょうか?

水道は、お風呂や洗濯、洗い物など、使うタイミングが多いライフラインです。家計に与える影響も大きいため、できるだけ節約しようと思っているのに、家族が水を出しっぱなしにしていたら気になる人も多いのはないでしょうか。そこで本記事では、水道の出しっぱなしで水道代はどれくらい変わるのか、またどのように節約すればよいのかについて解説します。

水を出しっぱなしにすると水道代はどれくらい?

水を出しっぱなしにした際の水道代はどれくらいになるのでしょうか。まず、洗い物をする際の蛇口からの水の流出量を考えてみましょう。
 
一般的な蛇口で水を全開にすると、1分あたり約12リットルの水が流れ出ます。この数字をもとにすると、毎日の洗い物で水を10分間出しっぱなしにした場合、水道代は1日あたり120リットル、1ヶ月(30日)あたり3600リットル、1年あたり4万3800リットルであるとわかります。
 
次に、この水の料金を考えてみましょう。地域や使用量によって水道料金は異なりますが、厚生労働省によると日本の水道料金の全国平均は1リットルあたり0.2円なので、1日あたりの水道代は24円、1ヶ月では720円、1年では8760円です。
 

洗い物の水道代を節約する方法4選

それでは、洗い物における水道代はどのように節約すればよいのでしょうか。ここでは、すぐにできる4つの節約方法を紹介します。
 

・出しっぱなしにしない

洗い物では必ずしも水を出しっぱなしにする必要はありません。洗剤で食器を洗っている時間は水を止めているとすると、半分以上の水を節約することも可能です。仮に、これで毎日の洗い物で水を使う時間を10分間から5分間に減らせれば、年間で4380円もの節約ができます。まさに「ちりも積もれば山となる」の節約といえるでしょう。
 

・1度に洗う

食器をこまめに何度も洗ってしまうと、そのぶん何度も蛇口を開閉することになるため、水道代が高くついてしまう可能性があります。食器はある程度まとめて一緒に洗うことで、流れている水を効率よく使用でき、全体として使用する水の量を削減できるでしょう。特にすすぎの際には、シンクの中にある食器から食器へ水が流れていくため、全体の食器をすすぐための水の節約が期待できます。
 

・油汚れの前処理

油汚れは特に落ちにくいため、洗うのに多くの水を使ってしまいがちです。そこで、キッチンペーパーや古布を使って、油分をあらかじめ拭き取れば、洗い物の際の洗剤や水の使用量を減らすことができます。
 
また、そもそも油は水で流すのは難しいものです。そのため油を落とす際は、水を使うのではなく洗剤をしっかり使うと意識することも、すすぎで多くの水を使わずに済むポイントとなるでしょう。
 

・洗いおけの活用

洗いおけを使用すると、必要な水だけを確保して洗い物ができます。そのため、流水での洗い物と比較して、大きく水の使用量を削減することが可能です。また、洗いおけには洗剤の泡が保持されるため、油汚れが落ちやすくなることも水道代節約につながります。特に大量の食器がある際には、洗いおけの利用が非常に効率的です。
 

「ちりも積もれば山となる」を意識して、水道代を節約しよう

水道代は電気代やガス代と比べると少ない金額になる傾向にありますが、毎日の生活に直結しているため、節約できるかどうかも日々の習慣にかかっています。特に洗い物はポイントをおさえることで上手に節約が可能です。水道の出しっぱなしが積み重ねで大きな金額となってしまうことを家族にも知ってもらい、出費を少しでもおさえられるようにしていきましょう。
 

出典

東京都水道局 水の上手な使い方

厚生労働省 いま知りたい水道

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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