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「軽自動車」のデメリットって何ですか? 安くてメリットしかないと思うのですが…

ファイナンシャルフィールド / 2023年8月30日 2時20分

「軽自動車」のデメリットって何ですか? 安くてメリットしかないと思うのですが…

軽自動車は自動車税やメンテナンス費用を抑えられるなど、費用面でのメリットが大きいイメージを持っている人は多くいるのではないでしょうか。安くてメリットばかりしか思いつかないものの、何かデメリットはあるのか、気になる人もいるでしょう。本記事ではそのような人に向けて、軽自動車のメリットとデメリットについて紹介します。

軽自動車のメリットとは

そもそも「軽自動車」とは、車の大きさが全長3.4m・全幅1.48m・全高2.0m以下であることに加え、エンジンの排気量が660cc以下のものを指します。この規格を満たしている車は「軽自動車」であり、どれか1つでも条件を満たしていなければ「軽自動車」とはいえません。
 
軽自動車のメリットは、ランニングコストを抑えられる点が挙げられます。具体的には自動車税や車検費用などが普通自動車に比べ安く済むでしょう。自動車税については、普通自動車が2万5000円~11万円(総排気量に応じて変動)かかるのに対して、軽自動車であれば1万800円に抑えられます。
 
車検費用については、一般的に軽自動車はメンテナンスに必要な資材の量が少なく、パーツにかかる単価も安いことから、普通自動車よりも車検費用が安くなる傾向があります。また、車体が小さいため、小回りが利く点や、車体が軽く、排気量が少ないことから燃費がよい点も軽自動車のメリットです。
 
さらに、普通自動車を購入する際に必要になる印鑑証明書の提出が不要であり、手続きが簡単に済ませられる点も特筆すべきでしょう。車庫証明書についても、提出が義務付けられている地域でなければ提出は不要です。
 

軽自動車のデメリットとは

軽自動車のデメリットとしては、車体が普通自動車より小さいため、大人数での乗車が難しい点や、大荷物の積載には不向きな点が挙げられます。軽自動車の乗車可能人数は4名までなので、それ以上の人数で出掛ける場合には適しません。
 
場合によっては人数的な問題はなくても、車内が狭く、窮屈に感じる可能性もあるでしょう。また、軽自動車の最高出力は64psに制限されているため、上り坂や高速道路など、パワーが必要な場面では快適な走行ができず、不便に感じる恐れもあります。
 
費用面に関するデメリットとしては、上記のような問題をクリアするために、普通自動車のレンタルを利用した場合にお金がかかることが想定される点があるでしょう。
 
大人数で出掛けたいときや大荷物の運搬が必要なとき、旅行に出掛ける際に高速道路を多く通ることが分かっているときなど、軽自動車では事足りない場合もあるかもしれません。車を借りざるを得ない場合に、かえってレンタル費用がかかる可能性がある点に注意が必要です。
 
軽自動車を買ったはよいものの、活用できないという問題が起こることを防ぐためにも、どのような場面で使用する可能性が高いかをよく検討するようにしましょう。
 

利用目的を考えて選ぼう

軽自動車は購入費用や維持費が安い点や手続きが簡単である点など、メリットも多々ありますが、大人数で乗りたい場合やパワーが必要な場面で運転することが多い場合などは注意が必要です。
 
本記事で解説したように、使い勝手が悪く、結局車のレンタルが必要になる場合は余計な費用もかかります。そのような事態を防ぐためにも、購入前に利用目的を考えて、自分のニーズに合うかどうかを確認しましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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