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汗だくの夏は「すすぎ1回」のほうが節約できる?電気代・水道代はどれだけ違う?

ファイナンシャルフィールド / 2023年9月4日 4時40分

汗だくの夏は「すすぎ1回」のほうが節約できる?電気代・水道代はどれだけ違う?

暑い時季になると、洗濯の回数が増え、光熱費が高くなることを心配する人もいるでしょう。   その悩みを解決するには、「すすぎ1回」で洗濯することをおすすめします。最近では、すすぎ1回に対応した洗濯洗剤も多く販売されているため、家にある洗剤でも、問題なく使えるかもしれません。   すすぎを1回にすることで、洗濯時間が減るだけではなく、光熱費の節約にもつながります。そこで今回は、「すすぎ2回(通常モード)」から「すすぎ1回」に変更すると、どれだけ節約できるのかをまとめました。   「光熱費を安く済ませたい」「家事時間を減らしたい」という人は、ぜひ参考にしてください。

「すすぎ1回」にすると、どれほど光熱費を抑えられるのか

「すすぎ2回(通常モード)」から「すすぎ1回」に変更すると、どれだけの光熱費が節約できるのかをみてみましょう。
 
パナソニック株式会社によると、「すすぎ1回」にすることで「すすぎ2回」と比較して、節水にはつながりますが、節電の効果はさほど差がないとのことです。また、タテ型洗濯機のコースによる運転時間の違いをみてみると、「すすぎ1回」の場合は、すすぎ2回の「おまかせコース」と比較して、5分の時短につながることが分かりました。
 
数分の消費電力の違いは、それほど大きくないとのことですので、次は、どれほど節水できるのかをみてみましょう。
 
花王株式会社の調べによると、「すすぎ1回」にした場合に節水できる量は、以下のとおりです。
 

●タテ型洗濯機:約4~57リットル
●ドラム式洗濯機:約11~33リットル

 
実際にどれほどの節約になるのかを、次に確認してみましょう。
 

「すすぎ1回」で水道代はいくら節約できるのか

前述したデータを使って、水道代を調べてみました。東京都水道局によると、4人世帯の1ヶ月あたりの平均使用水量は、23.1立方メートルであるため、水道代単価(従量料金)は、163円/立方メートルとして計算します。
 
すすぎ1回で節約できる水道代は、以下のとおりです。
 

●タテ型洗濯機:約0.7~9.3円
●ドラム式洗濯機:約1.8~5.4円

 
毎日1回洗濯機を使ったとして、1ヶ月あたりの水道代を計算してみると、タテ型洗濯機で約21~279円、ドラム式洗濯機で約54~162円の節約につながります。1ヶ月あたりの水道代として考えると、そこまで大きな数字にみえないかもしれません。
 
しかし、1年分として計算すると、約252~3348円の節約となり、大きな数字に感じるでしょう。
 

「すすぎ1回」にすることで水道代を安くできる

今回の結果より、「すすぎ1回」で洗濯することによって、最大で年間3000円ほどの節約につながることが分かりました。1日あたりの洗濯回数が増えるほど、節約効果は高くなるでしょう。
 
ただし、洗剤によっては「すすぎ2回」でなくてはならないものもあります。また、汚れものが多い場合に「すすぎ1回」にしてしまうと、ニオイや黄ばみの原因となることも。洗濯状況に応じて、すすぎ回数を調整することがポイントです。
 

出典

パナソニック株式会社
 【洗濯機全般】すすぎ1回にすると節電ですか?
 【タテ型洗濯機】お急ぎコースやすすぎ1回コースとエコナビ運転は、どちらが節電になりますか?
花王株式会社 暮らしの中でできる「節水」
東京都水道局 もっと知りたい「水道」のこと

水道料金・下水道料金の計算方法(23区)

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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