夏に食べたいアイスクリーム ただ、一番お金を使っている都道府県はあの雪国の謎

ファイナンシャルフィールド / 2018年8月26日 0時0分

写真

今年の夏は、早い段階から各地で「猛暑」「酷暑」などと言われてきました。暑い日々を乗り切るために、冷たいアイスクリームやシャーベットを毎日食べたという方もいらっしゃるのではないでしょうか?   冬にこたつに入りながら食べるアイスクリームもいいですが、暑い時期に食べる冷たいスイーツは格別ですよね。   アイスクリームやシャーベットは、やはり暑い季節・暑い地域のほうが売れているのかどうか? 調べてみました。  

やはりアイスクリーム・シャーベットへの支出は夏に増える!

平成28年の家計調査(※1)によると、アイスクリーム・シャーベットに対する1世帯あたりの月別支出金額は以下のとおりでした。
1位:  8月 1387円
2位:  7月 1292円
最下位:2月  397円
(月平均 742円)
月平均と比べて、夏場の支出額がとても高いことがわかります。いっぽうで、もっとも冷え込む2月の支出が落ち込んでいるということもわかりました。
また、アイスクリームの価格の上昇分を除いても、支出金額は過去10年間で15%近く増えているようです。
まとめると、やはりアイスクリームやシャーベットは暑い夏場のほうが売れているということがわかります。
 

アイスクリーム・シャーベットを一番食べているのはやっぱり暑い地域?

暑い時期のほうがアイスクリーム・シャーベットの支出が増えるということは、寒い地域よりも暑い地域のほうがよく食べられているということでしょうか……。
ところが、同調査によると、アイスクリーム・シャーベットの1世帯あたり年間支出金額の都道府県庁所在市および政令指定都市別ランキング(平成26〜28年平均)の上位は以下のとおり。
1位:金沢市   1万0822円
2位:富山市   1万0047円
3位:川崎市    9966円
4位:さいたま市  9875円
5位:山形市    9670円
(全国平均 8541円)
なんと、雪国で知られる金沢、富山と北陸の都市がワンツートップに! ほか、東北の山形が5位に入るなど、年間を通じて暑い地域とは言いきれない都市が上位にランクインしました。
ひょっとしたらこれらの都市には、夏や冬など気温に関係なくアイスクリームを好む方が多いのかもしれませんね。
 

では、夏場によく消費する飲み物の支出は?

夏は、アイスクリームが食べたくなるのはもちろん、汗をかくので飲み物の支出も多くなるもの。
平成28年の家計調査(※2)によると、1世帯あたりの飲み物(牛乳や酒類、茶葉やコーヒー豆などを除いた、ペットボトル等に入ったお茶やコーヒー飲料、ジュースなどの合計)の月別購入金額は、以下のとおりでした。
トップ:8月 4540円
最下位:1月 2618円
(月平均 3369円)
平均を大きく超えたのは、7月と8月のようです。いっぽう大きく下回っているのは、11月〜2月。やはり喉が渇きやすい暑い時期に飲み物の支出が増えて寒い時期に減るというのは、自然なことなのかもしれません。
 

ノンアル飲料の普及で炭酸飲料が大人気!

飲み物のなかでもどのような種類のものが売れているのかを見てみると、平成18〜28年までの10年間で、「果実・野菜ジュース」は減少傾向に、いっぽうで「茶飲料」「炭酸飲料」は増加傾向にあることがわかりました。
特に炭酸飲料についてはこの10年間で約2倍に伸びており、ビール風ノンアルコール飲料の普及が一因と考えられているようです。
そんな炭酸飲料などに押されがちな果実・野菜ジュースですが、都道府県庁所在地別ランキングによると、全国で一番売れているのが青森市だということをご存じですか?
さすがリンゴの名産地だけあって、果実を使ったジュースが根付いているのでしょうか。
ほかにもミネラルウォーターに関しては、那覇市がトップという結果に。沖縄ならではのサンゴが多い地形の影響で水道水の硬度が高いということもあり、飲むのに適した軟水のミネラルウォーターが売れているのでは……という見方もできますね。
まだ残暑が厳しい日が続いています。みなさんの家でもアイスクリームやシャーベット、冷たい飲み物の支出が増えているのではないでしょうか?
季節ごとの支出を洗い出してみるのも、おもしろいかもしれませんね。
出典
※1 総務省統計局「アイスクリーム・シャーベットの支出」
※2 総務省統計局「『飲み物』の購入-家計調査結果より-」
Text:FINANCIAL FIELD編集部

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング