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節約のためエアコンを「28度」に! でも設定温度が高いと「生乾き臭」が!? どんな理由が考えられる?

ファイナンシャルフィールド / 2023年9月5日 4時30分

節約のためエアコンを「28度」に! でも設定温度が高いと「生乾き臭」が!? どんな理由が考えられる?

電気代の節約のため、エアコンの設定温度を「28度」にしたものの、くさいにおいが漂ってきたという経験はないでしょうか。実は、設定温度を高くした場合、くさくなることがあります。そこで、本記事ではくさくなる理由や、その対策を紹介します。あわせて、そもそも「28度」は電気代の節約につながるのかも解説していきましょう。

エアコンが「くさい」理由とは?

エアコンからくさいにおいがする原因は、いくつか考えられます。その1つが「カビ」です。カビは高湿度の環境を好みます。まず、冷房を稼働すると結露が発生します。結露はドレンホースを通じて、エアコンの外に出されるのですが、一部はエアコン内部に残ってしまいます。結露が残ると、エアコン内部は湿度が高い状態になるのです。そのような状態であるにもかかわらず、設定温度を上げてしまうと、エアコン内部は高湿度になります。その結果、カビが発生し、くさいにおいが発生してしまうのです。
 
また、エアコンの設定温度が高い(外気とあまり変わらない)場合、すぐに設定温度に達して、冷房ではなく送風の状態になります。そうすると、エアコン内部で結露水が蒸発するため、においの原因になってしまうのです。
 

「くさい」においの対策とは?

エアコンからくさいにおいがした場合の対策の1つ目は、こまめにフィルターの掃除をすることです。まず、フィルターについたカビやホコリは掃除機で吸い取ります。その後、水でフィルターを洗いましょう。最後に、フィルターを陰干しして乾かします。2つ目は、エアコンに搭載されている「お掃除機能」を使うことです。この機能はボタンを押せば、自動でエアコン内部の掃除を行ってくれます。3つ目は、暖房をつけることです。暖房にすると、結露水で湿ったエアコン内部を乾かせます。湿度のある状態を改善できるでしょう。4つ目は、専門業者にエアコンのクリーニングを依頼することです。自分でクリーニングを行うと、誤ってエアコンを壊してしまう可能性もあります。しかし、専門業者に依頼すれば、そのような心配がありません。
 

「28度」は節約になる?

エアコンの設定温度を高くすればするほど、部屋を冷やすために必要な電力使用量が減ります。その結果、かかる電気代は下がります。たとえば、4人暮らしの場合、設定温度を24度から28度に上げると、電気代が1日あたり約35円安くなるのです。設定温度を「28度」にすることは、電気代の節約につながるでしょう。
 

設定温度を上げるとにおいの元であるカビが発生しやすくなる

冷房を稼働すると、湿度を高める原因となる結露が発生します。結露がエアコン内部にたまっている状態であるにもかかわらず、設定温度を上げてしまうと、エアコン内部は高湿度になります。その結果カビが発生したり、生乾きのようなにおいが発生したりしてしまうのです。カビを防いで、電気代を節約するためには、「28度」に設定しつつ、こまめにフィルターの掃除をしてみてはいかがでしょうか。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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