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1人暮らしは「シャワーだけ」にすべきですか? 浴槽にお湯をためるといくらかかるのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2023年9月6日 4時30分

1人暮らしは「シャワーだけ」にすべきですか? 浴槽にお湯をためるといくらかかるのでしょうか?

日々の入浴は多くのお湯を使うため、水道代やガス代が気になる人も多いのではないでしょうか。特に、1人暮らしの場合、「シャワーだけ」と「浴槽にお湯をためる」ではどちらがお得なのか、判断が難しいところです。そこで本記事では、シャワーだけを使った場合と浴槽を利用した場合のそれぞれの水道代やガス代を比較し、解説していきます。

「シャワーだけ」と「浴槽にお湯」のコストを比較

「シャワーだけ」と「浴槽にお湯」とでは、かかるお金はどれくらい変わってくるのでしょうか。まずは、水道代を比較してみましょう。湯船にお湯をためる場合、一般的な浴槽では約200リットルの水を使用します。1リットルあたりの水道代を0.24円とすると、1日あたり48円です。毎日お湯を入れ替えれば、1ヶ月では約1440円となります。その一方で、シャワーに使われる水は1分間あたり12リットルです。そのため、例えば15分のシャワーなら約180リットルを消費し、1日あたり約43.2円、1ヶ月では約1296円かかります。
 
次に、ガス代はどうでしょうか。浴槽に200リットルの水を貯めた場合、20度の水を45度まで温めるとすると、都市ガスの場合は1回に約54.61円、プロパンガス(LPガス)の場合は1回に約150.11円のガス代がかかります。よって、1ヶ月なら都市ガスで約1638.3円、プロパンガス(LPガス)で4503.3円です。シャワーの場合も同様に見ていきましょう。水道代の計算と同じく15分の利用で180リットルの水を使った場合、ガス代は1回あたり都市ガスなら約49.15円、プロパンガス(LPガス)なら約135.1円です。1ヶ月換算にすると、都市ガスが約1474.5円、プロパンガス(LPガス)が4053円となります。
 
それでは、これらを合計して1ヶ月あたりの水道光熱費を見てみましょう。まず、浴槽に水をためた場合は、都市ガスを利用すれば約3078.3円/月、プロパンガス(LPガス)を利用すれば約5943.3円/月です。一方で、毎日15分間のシャワーの場合は、都市ガスを利用すれば約2770.5円/月、プロパンガス(LPガス)を利用すれば約5349円/月となります。
 
これにより、シャワーの使用時間が15分ほどであれば、浴槽を利用するよりも節約できることがわかりました。特に1人暮らしの場合、家族がいる家よりもシャワーを使う時間が大幅に短くなり、節約できるでしょう。ただし、普段から長時間シャワーを利用する場合は、浴槽を使うことで節約につながる可能性もあります。1分間に12リットルの水が流れるシャワーであれば、約17分で200リットルを超えるため、浴槽よりも水道光熱費が高くなる計算です。よって、目安としては、シャワーの時間が15分を越えるかどうかでどちらがお得かを判断するのがよいでしょう。
 

自身のお風呂スタイルに応じてシャワーと浴槽を選ぼう

多くの人はお風呂に毎日入るため、その水道光熱費をいかに効率よく節約できるかが生活費にも響いてきます。一般的には、15分を越える利用であれば浴槽を使うことで水道代・ガス代を節約できるでしょう。しかし、浴槽を使う場合はふたをして保温したり、追いだき機能で水をある程度使いまわしたりといった節約も可能です。どちらが自身のライフスタイルに合っていて、無理なく節約できるかを考えてみてはいかがでしょうか。
 

出典

東京都水道局 節水について

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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