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クレカのリボ払いってどんな返済方法? 危険って聞くけど、その理由は?

ファイナンシャルフィールド / 2023年9月5日 8時40分

クレカのリボ払いってどんな返済方法? 危険って聞くけど、その理由は?

クレジット決済で支払い方法を選ぶときに、一括払い・分割払いに加えて「リボ払い」「リボルビング払い」という表示を目にすることがあります。リボ払いを使うと1回あたりの支払額は少額で済みますが、便利なだけでなく、知らぬ間に負のスパイラルに陥る危険性があります。   本記事では、リボ払いの仕組みや危険な理由、多用を防ぐための対策について詳しく解説します。リボ払いに関する正しい知識を身につけて、賢くクレジットカードを利用しましょう。

リボ払いとは

「リボ払い」とは、毎月ほぼ一定の金額を支払いながら、金利とともに残高を返済していく方法のことです。高額な商品を購入しても、毎月の返済額がほぼ一定となるのがメリットです。しかし利息が伴うため、返済総額は高額になる可能性があり、計画的な利用が求められます。
 
リボ払いは大きく分けると「定額方式」と「残高スライド方式」の2つの支払い方式があります。2つの大きな違いとして、定額方式は毎月の返済額が固定されているのに対し、残高スライド方式は支払残高に応じて返済額が変動します。
 
どちらの方式になるのかは、クレジットカードにより異なり、すべてのカードで利用者が選択できるわけではありません。あらかじめ、所有するクレジット会社の公式ホームページなどで確認しておきましょう。
 

リボ払いが危険な理由

リボ払いの魅力は、毎月の返済額がほぼ一定で済む点です。しかし、便利である一方でいくつかの落とし穴がある点には注意しましょう。
 

・支払総額を把握しにくい

返済額が固定されることで、実際の支出を過小評価しやすく、結果的に予期しない大きな負債が生じる可能性があります。
 

・ 金利が高い

リボ払いの金利は高く、少額の買い物のつもりでも支払期間が長期間にわたることで、金利が膨らんでしまう恐れがあります。
 

・ 完済の見通しを立てにくい

返済がいつ終わるのかが分かりにくく、返済計画を立てにくいです。
 

・リスクを理解せずに使ってしまう

キャンペーンなどに釣られて、リボ払いの仕組みやリスクを理解せずに利用することで、支払総額が高額になり、返済のめどが立たない状況になることも考えられます。
 
これらのリスクを理解し、正しい知識を身につけたうえで、リボ払いを上手に利用することが大切です。
 

リボ払いによる借金地獄に陥らない対策方法

リボ払いは便利な決済方法として多くの人々に利用されていますが、リスクも大きい支払い方法です。過度な負債に苦しむことにならないよう、適切に使用しましょう。
 

●利用残高を定期的に確認する
●余裕がある場合は繰り上げ返済を活用する
●手数料の少ないカード決済方法を選択する

 
カードの利用残高を定期的に確認することで、支出を適切にコントロールできます。さらに、余裕がある場合は繰り上げ返済を活用すると、利息の発生を最小限に抑えられるでしょう。また、リボ払いよりも手数料の少ないボーナス払いや分割払いを選択することで、返済総額を軽減できます。
 
リボ払いによる支払いの無限ループにはまる前に、これらの対策をしっかりと取り入れて、賢く利用していきましょう。
 

リボ払いを利用するならできるだけ短期間で返済しよう

クレジットカードのリボ払いは、毎月の返済額が少額で済み、一時的な負担を軽減できる便利な支払い方法です。しかし、便利さの反面金利は高く、長期間にわたってリボ払いを継続することは、総返済額を著しく増加させるリスクがあります。
 
そのため、リボ払いの仕組みを正しく理解して、利用残額の確認や繰り上げ返済などの対策を講じることが重要です。
 
リボ払いを利用する際は、高金利の無限ループにはまらないよう、短期間での完済を心がけてください。適切な知識を身につけたうえで、リボ払いのメリットを最大限に活用しましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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