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アフターコロナの仕事は「収入」よりも「勤務地」重視?自宅近くで働きたい人が増えているのはなぜ?

ファイナンシャルフィールド / 2023年9月6日 8時30分

アフターコロナの仕事は「収入」よりも「勤務地」重視?自宅近くで働きたい人が増えているのはなぜ?

「ウィズコロナ」から「アフターコロナ」への転換に伴い、アルバイト探しにおける条件にも、変化が現れ始めているようです。   5類に移行したことで、国による行動制限が求められることはなくなり、マスクの着用が緩和され、幅広い医療機関において受診が可能になるなど、私たちの生活は大きく変わりました。   それに伴い、仕事探しの面で、意識の変化があった方も少なくありません。本記事では、コロナ5類移行による、アルバイト探しの希望条件における変化について、ご紹介します。

コロナ5類移行後に多くなった「仕事探しの条件」とは?

エン・ジャパン株式会社が運営する求人サイト「エンバイト」上で行ったアンケート調査によると、約3割の方が「コロナ5類移行によって、アルバイト探しをする際に、希望する条件に変化があった」と答えています。
 
新しく重視した条件で最も多かったのは、男女ともに「勤務地」で、全体の56%を占めています。次いで、39%が「勤務時間」、38%が「時給など給与額」です。
 
この二つは、男女別で異なる結果になっており、女性は「勤務時間」を、男性は「時給など給与額」を、重視する方が多いことが分かっています。
 
また、女性は「在宅など働き方」や「具体的な仕事内容」を重視して、アルバイト探しをする方も多く、男性とは少し異なる結果になっていることが特徴です。
 

なぜ「勤務地」が重視されるようになったのか?

アルバイト探しの際に、勤務地を重視する方が増えたのは「なるべく人混みを避けて通勤できるように、自宅の近くで働きたい」「家族の体調が悪いときに、すぐに帰宅できる距離で仕事を探したい」などの理由が多いようです。
 
コロナ5類移行による規制緩和で、選べる勤務地の幅が広くなった反面、マスクを着用しなくなった人や、海外旅行をする人などが増えたことで「自分もいつ感染してもおかしくない」というように、感染リスクの高まりを感じる場面も多くなりました。
 
また、コロナ禍でおうち時間が増えて、家族の大切さを再確認したことで、家族との時間を確保するために、自宅の近くでの勤務を希望される方もいらっしゃいます。
 

アルバイトの時給額は増加傾向にあるため勤務地重視でもOK?

仕事探しの際には、やはり収入を重視すべきなのかと、悩まれる方も多いのではないでしょうか。しかし、アルバイトの時給額は、年々増加傾向にあります。
 
株式会社マイナビが発表したアルバイト募集時の平均時給データをみてみると、2023年1月の全国平均時給は1175円となっており、前年同月比は5ヶ月連続で増加しています。
 
「工場・倉庫・建築・土木」と「アパレル・ファッション関連」が、前年同月比100円以上の増加となるなど、職種によっては増加率も悪くありません。そのため、今のところは、給与よりも勤務地を重視してアルバイト探しをしても、問題ないのではないでしょうか。
 

出典

エン・ジャパン株式会社 エンバイト 2000人に聞いた「アフターコロナの仕事探し」意識調査―『エンバイト』ユーザーアンケート―(PR TIMES)
株式会社マイナビ 「2023年1月度 アルバイト・パート平均時給レポート」を発表
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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