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25歳で「年収400万円」「貯金30万円」は平均よりも多い? 平均・中央値はどのくらい?

ファイナンシャルフィールド / 2023年9月10日 10時10分

25歳で「年収400万円」「貯金30万円」は平均よりも多い? 平均・中央値はどのくらい?

自分以外の人の年収や貯金の平均がいくらなのか、気になる人もいるのではないでしょうか? 物価が上昇し、給与もなかなか上がらない若い世代は特に、貯蓄も難しいと思われます。   そこで本記事では、20代の平均年収や平均貯蓄額がいくらなのかについて解説していきます。

25歳の平均給与は371万円

国税庁の民間給与実態統計調査によると、年齢階層別の平均給与は20歳から24歳までが269万円、25歳から29歳までが371万円です。男女別だと20歳から24歳の男性が287万円、女性が249万円となっています。25歳から29歳の男性は404万円、女性は328万円です。
 
20代は男女ともに年齢が高くなるにつれて給与が高くなる傾向にあります。25歳で年収が400万円の場合は平均的な収入よりも多めと言えそうです。
 

20代の平均的な貯蓄額は?

「家計の金融行動に関する世論調査」では年齢別の貯蓄額について調査されています。同調査によると、20歳代の平均貯蓄額は176万円です。その内の87万円が預貯金となっています。それ以外には株式や投資信託、財形貯蓄などで運用や貯蓄をしているようです。
 
25歳で貯金が30万円だということは23歳の年から社会人になったと考えた場合、月に1万円ほど貯金をしてきたと考えられます。今後も月に1万円の貯金をすることができれば、20代のうちに平均貯蓄額に含まれている預貯金額の87万円に近づけることが可能です。
 
さらに平均貯蓄額の176万円に近づくためには貯金とともに資産運用もしていくべきでしょう。そのためには生活費の見直しといったところから検討してみてください。
 

20代の貯蓄額の中央値は?

貯蓄額の中央値はいくらになっているのでしょうか?
 
20代の貯蓄額の中央値は20万円です。25歳で貯金が30万円あれば、平均を上回る貯金ができていると考えられます。さらに金融資産を増やしたい場合は、貯金以外の金融資産についても調べてみましょう。
 
なお金融資産非保有世帯を含む中央値は前述のとおり20万円ですが、金融資産保有世帯のみの平均貯蓄額は307万円、中央値110万円ですので参考にしてください。20歳代の57.9%は金融資産を持っている世帯で、年代が上がるにつれて金融資産を持っている世帯の割合は増加傾向にあります。
 

25歳で年収400万円、貯金30万円は平均以上

本記事では、20代の平均年収や平均貯蓄額がいくらなのかについて解説してきました。25歳から29歳の平均年収は371万円なので、25歳で年収が400万円あれば平均以上の収入と言えます。
 
また、20歳代の平均貯蓄額は176万円ですが、そのうち預貯金額は87万円です。仮に23歳から貯蓄を始めて25歳で30万円を貯めている場合は、今後も同じペースで貯めていけば平均に近づくことができます。貯蓄額の中央値は20万円なので、30万円の貯金ができていればしっかりと貯金ができていると言えるでしょう。25歳で年収400万円、貯金30万円であれば年収も貯金額も平均以上あると考えられそうです。
 
もっとも、平均貯蓄額の176万円にはかなりの差があります。そこで、25歳以降からは貯金以外の金融資産も持っていくことも選択肢の1つです。ご自身に合った金融資産を考え、資産を増やしていくことも検討してみてください。
 

出典

国税庁 令和3年分 民間給与実態統計調査
金融広報中央委員会 各種分類別データ(令和4年)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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