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正社員登用ありの雇用契約を結んで早3年、いまだに正社員ではありません…どうしたら正社員になれますか?

ファイナンシャルフィールド / 2023年9月11日 5時0分

正社員登用ありの雇用契約を結んで早3年、いまだに正社員ではありません…どうしたら正社員になれますか?

「正社員登用ありの求人に応募し採用されて、はや3年……いまだ非正規雇用だけど、ずっとこのままなの?」 上記のように、悩まれている方もいらっしゃるかもしれません。 できるだけ早く正社員になって、安定した収入と就労環境を獲得したいと思っているのに、いつまでも非正規雇用のままでは、不安が募ってしまうでしょう。   そこで今回は「正社員登用あり」の求人や登用チャンスについてと、正社員登用されやすい人についても、それぞれご紹介します。

「正社員登用あり」とは? 登用のチャンスは本当にある?

「正社員登用あり」の求人は、非正規雇用社員として雇用されたのち、実績や本人の希望次第で、正社員に移行できる可能性のある求人をいいます。
 
しかし、実は「正社員登用あり」の文言があってもなくても、「短時間労働者及び有期雇用労働者の雇用管理の改善等に関する法律」第三条によって、短時間労働者(パート・アルバイト・派遣など)を、通常の労働者(正社員・正職員など)へ転換させる、努力義務があることが明記されています。
そのため、どのような求人であっても、正社員への道は開かれていますが、求人票に該当文言を掲載している場合はとくに、正社員への登用チャンスは多いといえるでしょう。
 
とはいえ、なかには、正社員登用ありで契約したのに、いつまでたっても契約社員から変わらない方もいらっしゃいます。
 
実は、有期労働契約(契約期間の更新が必要な雇用形態)を2回以上更新しており、通算5年以上勤務している方の場合は、申し出れば無期限雇用にシフトできることが「労働契約法」第十八条に明記されています。
 
この条件を満たしている方が、無期限契約(基本的に正社員)への申し込みをした場合は、企業はそれを拒否できません。
条件を満たしており、正社員雇用を希望する方は、忘れずに申し出をしましょう。
 

正社員に登用されやすいのはどのような人?

5年我慢すれば、登用されることは分かっていても、できるだけ早く正社員として働きたいと思う方にとっては、その期間はあまりにも長く感じるでしょう。
できるだけ早く正社員登用されるためには、どのようなことが求められるのでしょうか。
非正規雇用から、正社員へ転換しやすい人の傾向としては、以下の3点が挙げられます。
 

<正社員登用されやすい人の傾向>

●仕事ができる:基本的な業務をきちんとこなせる、遅刻をしない、ミスやトラブルが少ない など
●良好な人間関係を構築できる:コミュニケーションに問題がない、トラブルが少ない など
●正社員雇用に対するモチベーションが高い:意思表示がされている、積極的に仕事に関わる など

 
上記のように、正社員としてより高い給与を出してもよいと思える人材とか、安心して長期雇用できる人材といった印象を与えられるかどうかが、ポイントとなるでしょう。
 

正社員登用を目指すなら意思表示を明確に

正社員登用ありの求人に応募して、非正規雇用で働きはじめた方で、正社員登用を希望する場合は、きちんと「正社員になりたい」という意思表示をすることが大切です。
仕事をミスなくできるようにメモを取るとか、時間を守る、積極的に業務に関わるなど、高いモチベーションがあることをアピールすることで、正社員として登用されやすくなるでしょう。
 
また、もし企業側から打診がなくても、2回更新をして、5年以上勤務していれば、自身から申し出ることで、正社員に転換できます。
業務経験を積極的に積んで、正社員登用を目指しましょう。
 

出典

デジタル庁 e-gov法令検索 「短時間労働者及び有期雇用労働者の雇用管理の改善等に関する法律」

デジタル庁 e-gov法令検索 「労働契約法」

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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