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スーパーの「お総菜」だけで生活ってコスパ悪いですか? キッチンが狭く自炊が難しいです

ファイナンシャルフィールド / 2023年9月12日 4時30分

スーパーの「お総菜」だけで生活ってコスパ悪いですか? キッチンが狭く自炊が難しいです

1人暮らしの食生活は自炊派と外食派に分かれるようです。自炊のほうが食費を抑えられる可能性がありますが、キッチンが狭いと難しい場合もあります。そこで注目されるのがスーパーの「お総菜」ですが、これだけで生活するのはコスパが良いのでしょうか。この問題について、メリットとデメリット、さらに他の節約方法についても考察していきます。

自炊と外食のメリット・デメリット

自炊の最大のメリットは、食費を抑えることができる点です。1食あたり300円から500円程度で済むと仮定すると、1ヶ月の食費は2万7000円から4万5000円となります。また、自身の好みに合わせた食材を選び、栄養バランスもコントロールしやすい点も魅力です。デメリットとしては、食材の計画的な購入や料理の準備に時間がかかる点があります。また、食材の廃棄が多くなると、コストは上昇します。
 
それでは、食事の準備や片付けを省くために外食という選択肢についても考えてみましょう。メリットは前述のとおり、利便性の面が大きいです。また、多種多様なメニューが楽しめますし、近年では健康や栄養バランスに配慮したメニューも増えてきています。しかし、仮に食費が1日約3500円とすると、1ヶ月で約10万円と高くなる点が大きなデメリットです。
 

スーパーの総菜はコスパがよいのか?

スーパーのお総菜は量と価格が明確に表示されているのが一般的なので、自身が必要とする量だけを購入できるという利点があります。また、スーパーのお総菜には定番の商品から季節の限定品まで多くの選択肢があります。これによって、毎日の献立に変化をつけることができる点も魅力の1つです。特に、定番商品は比較的安価な場合が多く、その点でコスパが良いと感じる消費者も少なくありません。しかし、一方で、加工食品が多く使用されている場合があります。例えば、保存料や添加物、高カロリーな調味料などが使われていることも少なくないようです。これらは、手軽さの代わりに健康面でのリスクを高める可能性もあるため、コスパが良いとは一概にいえないケースもあるでしょう。
 
なお、総菜を購入する時間帯によってもコスパは大きく変わります。閉店間際の多くのスーパーでは、食材が値下げされます。その時間帯に購入できれば、同じ品物をよりお得に手に入れることが可能です。ただし、鮮度が良くない場合や、好みの商品が売り切れているリスクもあります。統計データによると、1人暮らしの食費は約4万円ですが、スーパーのお総菜を上手に活用することで、多少の節約は期待できるでしょう。それでも、全ての食事をお総菜で賄うとなると、結局のところ食費はかさむ可能性が高くなるといえます。
 
以上のように、スーパーのお総菜には多くのメリットがありますが、コスパについては一概に優れているとはいえません。商品の種類や購入するタイミング、そして健康面での考慮事項など、多くの要素が影響するため、個々の生活環境やニーズに応じて慎重な選択が必要です。
 

その他の節約方法

食費を抑える別の方法としては、食材のまとめ買いや、食材宅配サービスの利用が考えられます。まとめ買いでは一度に多くの食材を購入するため、単価が下がります。食材宅配サービスでは、必要な食材が計画的に送られてくるので、無駄な食材の購入や廃棄が減ります。また、時短料理のレシピを取り入れることで、自炊でも時間の節約が可能です。
 

健康的な食生活はバランス重視で

食費に関する選択肢は多く、それぞれにメリットとデメリットが存在します。お総菜中心の生活は手軽で楽ではありますが、長期的には食費を抑えるのは難しいかもしれません。また、健康面での不安も残ります。最終的には、自身のライフスタイルや環境に合わせたバランスの取れた方法を選ぶことが、食費の節約と健康的な生活の両立につながるでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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