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髪を洗うときは「浴槽のお湯」を使うと節約になる? シャワーとの水道代を比較!

ファイナンシャルフィールド / 2023年9月15日 4時30分

髪を洗うときは「浴槽のお湯」を使うと節約になる? シャワーとの水道代を比較!

毎日のお風呂で髪を洗うとき、節約のためにとシャワーを止める人は少なくないでしょう。また、同じく節約のためにシャワーは使わず、浴槽のお湯を使う人もいるでしょうが、実際のところどちらが節約になるのでしょうか。髪や身体を洗う際、シャワーと浴槽にためたお湯を使用する方法には水道代やガス代などにどのくらいの差があるのか紹介します。

シャワーだけで済ませた場合の水道代

一般的なシャワーの流量は、1分あたり約12リットルです。1リットルあたりの水道代を0.24円とした場合、1分間に約2.88円かかります。髪を洗う時間は性別や個人によって差がありますが、仮に5分間水を流しっぱなしにした場合は2.88円×5分間=14.4円の水道代がかかる計算です。
 
実際はお湯で髪を洗うため、水道代だけではなくガス代もかかります。水道代同様にガス代もガスの種類や地域などによって違いはあるものの、シャワーを15分使用したときのガス代は約87.5円かかるとされ、1分あたり5.83円となるため5分で29.15円です。つまり、5分間シャワーを流し続けた場合の料金は、水道代とガス代を合わせて43.55円となります。
 

浴槽にためたお湯を使う場合の水道代

一般的な浴槽は約200リットルのお湯がたまります。仮に8割の水をためるとして、かかる水道代は160リットル×0.24円=38.4円です。浴槽に張った水の温度を20℃として、水の温度を45℃まで温める場合のガス代は都市ガスで約54.61円かかるとされるため、合計で93.01円かかります。
 
もしも浴槽にためたお湯をすべて使って髪を洗った場合は93.01円かかるのに対し、シャワーなら43.55円ですむため「シャワーのほうが安い」結果になります。ただ実際はお風呂にためたお湯をすべて使う可能性は低いでしょう。仮に半分なら46.5円、4分の1なら23.25円となるため、浴槽にためたお湯を使ったほうが安くすむ可能性があります。
 

節約するとシャワーのほうがお得

一般的なシャワーの水量では、約15分でお風呂一杯分のお湯を消費するといわれており、シャワーを使う時間が15分より長いか短いかが、どちらがお得か判断するひとつの基準です。
 
シャワーを使う時間が10分程度だったり、こまめに止めて無駄な水を使わないように心がけたりすることでどちらがお得か変わってきます。特に家族が多い場合は、単身世帯よりもシャワーを使う時間が長くなり、浴槽にためたほうが節約になる可能性が高いです。
 
また同じシャワー時間でも、シャワーヘッドを節水タイプに交換すると水道代を節約できます。商品によっては40%以上の節水効果が期待できるものもあるため、15分の使用時間でもシャワーのほうが水道代やガス代を節約できる可能性が高いです。シャワーヘッド購入費用はかかりますが、長期的に見ると節約効果が期待できるでしょう。
 

使い方次第でどちらがお得かは変わってくる

シャワーだけで髪を洗う場合と浴槽にためたお湯を使う場合、どちらのほうが節約になるかは生活スタイルによって変わります。目安はシャワーを使う時間が15分以上あるかどうかです。15分を超える場合は、浴槽にためたお湯を使ったほうが節約になると考えてよいでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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