金銭的余裕はないけど旅行には行きたいです。国内旅行に安く行く方法は何がありますか?
ファイナンシャルフィールド / 2023年9月14日 7時40分
さまざまなものの値段が上がり、生活を圧迫するようになっています。日々節約を強いられることが多い世の中ですが、たまには気分をリフレッシュするために旅行に出掛けたいと思う人も多いのではないでしょうか。 旅行の費用は少し工夫すれば安く済ませることが可能です。そこで本記事では、国内旅行の費用を抑えるために知っておきたいコツを紹介します。
旅行費用を安く抑えるには日程の選び方が重要
国内旅行の場合、同じ目的地だったとしても出掛ける時期や日程によってかかる費用は大きく変わります。旅行業界のハイシーズンは年末年始、ゴールデンウィーク、7~9月です。
また、祝日を加えると連休になる日程のときや、普段の日であれば金・土曜出発の旅行は他の曜日出発の場合と比べて費用が高くなります。
旅行費用を抑えたければ、ハイシーズンや高くなる日程を外し、オフシーズンや日~木曜出発を選ぶことがポイントとなります。一般的に旅行業界全体のオフシーズンは1月のお正月明け、学生の新学期が始まる4月上旬、11~12月上旬です。
なお、目的地によってベストシーズンは異なるので、どうしてもハイシーズンにしか休みが取れない人は、目的地のオフシーズンを選ぶと少し費用を抑えられます。
移動費と宿泊費を抑えるコツ
国内旅行にかかる費用を大まかに分けると、移動費、宿泊費、現地で使うお金の3種類です。
特に、移動費と宿泊費は旅行費用のなかで大きな割合を占めるため、移動費と宿泊費を抑えることが旅行代金を抑えるカギになります。
乗車券や航空券とホテルがセットになったパック旅行を狙う
旅行会社では、新幹線や飛行機の切符とホテル宿泊をセットにしたパッケージツアーを販売しています。
パッケージツアーとは、旅行会社が乗車券や航空券と宿泊券を仕入れて組み合わせて販売する商品です。大量に仕入れるため、個人で移動手段とホテルを別々に予約するよりも費用がお得になります。
早割を利用する
新幹線や飛行機の切符、ホテル宿泊費は早く予約すると費用が割引になる早割が設定されている場合が多くあります。費用が安くなるだけでなく、早割限定の特典が付くことがあるので、旅行の計画はなるべく早めに立てることがおすすめです。
宿泊先の選び方のコツ
ホテルや旅館などを予約する場合に、どこから予約するかで費用は大きく異なります。
宿泊先の公式サイト、旅行予約サイトごとに設定されている価格が異なるため、泊まりたい施設が決まっている場合はさまざまなサイトを比較してみましょう。旅行予約サイトを通すよりも施設の公式サイトから予約したほうが安い場合もあります。
また、直前割を設定している施設を選ぶのもおすすめです。直前割を設定している施設を先に押さえておき、直前割が出た段階で予約を取り直して最初の予約をキャンセルすると、より安く泊まれる場合もあります。
なお、この場合はキャンセル料がいつからかかるのか、早割と直前割の料金にどれくらいの差があるのかをあらかじめチェックしておくことがポイントです。
国内旅行は計画も楽しんでお得に出掛けよう
国内旅行に安く行くには、出掛ける前の計画も重要です。なるべく早くから準備を始めることで早割などの特典を得られます。
旅行予約サイトや比較サイト、公式サイトなどを駆使して最も安く行ける方法を探してみましょう。また、オフシーズンを狙ったり少し日程をずらしたりすることでも、費用を安く抑えられます。旅行先の混み具合もそれほどではなく、かえって景色などをゆったりと楽しめる、よい旅行になる可能性があります。
秋に向けて気候もよくなり、おいしいものもたくさん食べられ、旅行には絶好のシーズンになります。ぜひ、本記事で紹介したコツを活用して、費用を抑えながらもよい旅行ができるよう、早めに計画を立てましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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