全国住みたい街ランキングTOP3の家賃「最安」＆「最高」エリアとは？

全国の住みたい街や魅力的な街は、テレビ番組でも、たびたびランキング形式で紹介されています。   本記事では、「生活ガイド.com」にて発表された、2023年版「全国住みたい街ランキング」より、トップ3をピックアップして、各地域の家賃の最安エリアと最高エリアを調べてみましたので、各地域の魅力とあわせて紹介します。

全国住みたい街ランキング1位：神奈川県横浜市

横浜市は、神奈川県のなかでも最大の面積と人口を誇る地区であり、全18区で構成される、大型政令指定都市です。1859年には、世界の国々と貿易を行う窓口として開港して、発展を遂げてきた横浜市は、大都会でありながらも、異国のような美しい景観を持つ地域として、長年注目を集めています。
 

神奈川県横浜市の家賃最安エリア

横浜市の家賃最安値エリアは金沢区で、2023年9月時点での家賃相場は、約5万9000円です。横浜市のなかでも南部に位置する金沢区は、東京湾に面しており、山と海が楽しめるエリアとなっています。
 
例えば、観光地として人気の「横浜・八景島シーパラダイス」や、横浜市唯一の自然海浜「野島海岸」、動物園のある「金沢自然公園」など、自然を存分に満喫できるスポットが満載です。
 

神奈川県横浜市の家賃最高エリア

横浜市の家賃最高値エリアは中区で、2023年9月時点での家賃相場は、約7万9000円です。中区には「横浜中華街」「横浜スタジアム」「みなとみらい」など、地域を盛りあげるスポットや施設がたくさんあります。
 
また、大人が楽しむ繁華街だけではなく「根岸森林公園」など、子どもたちが遊べる公園もいくつか設置されており、横浜市のなかでは、高級住宅街が並ぶエリアとしても有名です。
 

全国住みたい街ランキング2位：北海道札幌市

札幌市は、北海道の観光地として有名な、都会と自然の両方を満喫できる地域であり、地下鉄やJRなどの発達した公共交通機関によって、利便性にもたけている点が魅力です。令和4年に、札幌市で実施した市民意識調査でも、札幌市の魅力について、71.6％が「都市でありながら豊かな自然を満喫できる自然環境」と回答しています。
 

北海道札幌市の家賃最安エリア

札幌市の家賃最安値エリアは南区で、2023年9月時点での家賃相場は、約3万4000円です。南区の大部分を山岳地帯が占めており、「定山渓温泉」や「小金湯温泉」などの温泉施設が充実しています。
 
また、「国営滝野すずらん丘陵公園」「札幌芸術の森」「小金湯さくらの森」「藻南公園」と、札幌市内のなかでも、特に自然の多いエリアとして人気です。
 

北海道札幌市の家賃最高エリア

札幌市の家賃最高値エリアは中央区で、2023年9月時点での家賃相場は、約4万6000円です。中央区は、四季折々の景観やイベントが楽しめる「大通公園」や、観光地としても人気の「札幌狸小路商店街」のほか、飲食店や娯楽施設が並ぶ「すすきの」など、観光客から市民まで楽しめるスポットが充実しています。
 

全国住みたい街ランキング3位：福岡県福岡市

福岡市は「福岡空港」「博多駅」「博多港」と、福岡県にとどまらず、九州の玄関口としての役割を担う、福岡県のなかで最も人口が多い政令指定都市です。もつ鍋や博多ラーメン、博多うどんなどの有名なグルメも多く、街に屋台が並ぶ光景も珍しくありません。
 

福岡県福岡市の家賃最安エリア

福岡市の家賃最安値エリアは城南区で、2023年9月時点での家賃相場は約4万1000円です。城南区は、福岡市中央区の隣に位置する中心部であり、福岡市の繁華街「天神」まで、市営地下鉄七隈線一本でアクセスできるため、利便性も悪くありません。
 

福岡県福岡市の家賃最高エリア

福岡市の家賃最高値エリアは中央区で、2023年9月時点での家賃相場は約5万6000円です。中央区には、繁華街の「天神」や、大型商業施設の「福岡パルコ」「福岡市美術館」「福岡県立美術館」などの観光スポットのほか、「福岡ドーム」のように、人々が集まる施設が充実しています。
 
地下鉄駅のほかにも、バス、水上バスが通っており、交通の便も良好です。
 

魅力的な街はほかにもたくさん

今回は、2023年版「全国住みたい街ランキング」を参考にして、ランキングトップ3の市の家賃最安値と最高値エリアを紹介しました。
 
ほかにも、あなたが知らない街で、魅力的な街はたくさんあるはずです。トップ3以外の街にも目を向けて、たくさんの地域の魅力に触れてみてください。
 

出典

株式会社ウェイブダッシュ 生活ガイド.com 2023年版 全国住みたい街ランキング
株式会社LIFULL LIFFUL HOME’s 家賃相場
横浜市　市域全体図
横浜市　横浜港の歴史年表
札幌市 令和4年度 第4回市民意識調査 報告書（20ページ）
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー