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旅行中に無駄な「電気代」はかけたくない!出発前にすべきたった1つのこと

ファイナンシャルフィールド / 2023年9月15日 4時40分

旅行中に無駄な「電気代」はかけたくない!出発前にすべきたった1つのこと

多くの電化製品は、電源を切っていても、コンセントに接続していると「待機時消費電力(以下待機電力)」を消費します。そのため、旅行などで長期間家を空ける際には、電化製品を使っていなくても、わずかに電気代がかかります。   資源エネルギー庁によると、家庭の消費電力における待機電力の割合は、5.1%(2012年)を占めているとのことです。   そこで今回は、節電を意識するうえで、旅行前には、ぜひやっておきたいことをご紹介します。待機電力を減らすことで、今よりも電気代を抑えられるかもしれません。

待機電力には三つのタイプがある

待機電力には、以下の三つのタイプがあります。
 

●機能維持のための電力消費(メモリー・内蔵時計・モニター表示など)
●指示待ち状態での電力消費(リモコンからの指示待ちや、機能させるための指示待ちなど)
●接続しているだけでの電力消費

 
待機電力は、コンセントを抜かなくても、主電源をオフにすれば発生しなくなる製品もあります。しかしなかには、主電源をオフにしても、内蔵機能を維持するために、待機電力が発生するものもありますので、注意しましょう。
 

待機電力でどれくらいの電気代がかかるのか

2012年に実施された資源エネルギー庁の調査「平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業(待機時消費電力調査)報告書概要」によると、一世帯当たりの待機電力量は228キロワットアワー/年と推測されています。これは、全消費電力量4432キロワットアワー/年のうちの、5.1%に相当します。
 
総務省統計局の「家計調査」(2022年)では、二人以上の世帯の平均電気代は、月に1万2678円との結果が出ており、年間にすると、15万2136円になります。そのうちの5.1%だとすると、待機電力は7759円ほどということになります。
 
電化製品を使っていないにもかかわらず、7759円もの電気代がかかっていると考えると、もったいないと感じる人もいるでしょう。
 

電化製品を長時間使わないときはプラグを抜こう

長時間家を空ける際は、電化製品のプラグをコンセントから抜いておくことで、待機電力を消費せずに済みます。
 
待機電力を削減するには、以下の方法を実践しましょう。
 

●こまめに主電源を切る
●使わないときはプラグを抜く
●「オートOFF機能」を使う

 
こまめにコンセントを抜くことが大変という人は、「スイッチ付きタップ」を使うとよいでしょう。コンセントを抜かなくても、タップのスイッチを切ることで、送電をカットできます。
 
しかしビデオデッキなどは、プラグを抜くことで、設定やメモリに影響するおそれがあります。その場合は、画面の「表示OFF機能」などを活用することで、消費電力を抑えられるでしょう。
 

家を長時間空ける場合はプラグを抜いて待機電力を削減しよう

旅行などで家を長期間空ける際には、コンセントから電化製品のプラグを抜き、待機電力を減らすことで、電気代を削減できます。
 
電化製品によっては、プラグを抜いてしまうと、設定やメモリに影響してしまうものもありますので、全ての待機電力をなくすことは難しいでしょう。しかし、今回ご紹介した方法を意識することで、今よりも電気代を削減できるかもしれません。
 
無駄な消費電力をなくすことが、電気代高騰を乗り切るコツといえるでしょう。
 

出典

資源エネルギー庁 平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業(待機時消費電力調査)報告書概要 (3ページ)

総務省統計局 家計調査報告(家計収支編)2022年(令和4年)平均結果の概要(5ページ)

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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