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築50年でもいいので港区や渋谷区に住みたいです! 「家賃5万円以下」の物件の注意点はありますか?

ファイナンシャルフィールド / 2023年9月16日 2時40分

築50年でもいいので港区や渋谷区に住みたいです! 「家賃5万円以下」の物件の注意点はありますか?

港区や渋谷区は1人暮らしを始める方に人気のエリアです。格安物件でもいいから港区や渋谷区に住みたいと考える方も多いでしょう。この記事では、港区や渋谷区における賃貸物件の実状と格安物件に住む際の注意点について解説します。

東京23区の家賃相場

賃貸物件を探すためには、まず周辺地域の家賃相場を調べる必要があります。ここでは、東京23区の家賃相場と、港区や渋谷区における格安物件の特徴について解説します。
 

東京都の家賃平均

公益財団法人 東日本不動産流通機構が発表している資料「首都圏賃貸居住用物件の取引動向(2023年4~6月)」によると、東京23区にある賃貸アパートの平均賃貸料は7万7000円でした。また、同資料によると港区の賃貸アパートが平均10万1000円、渋谷区の賃貸アパートが7万8000円となっています。
 

港区と渋谷区にある5万円以下の物件の特徴

港区と渋谷区の格安賃貸物件について、不動産賃貸業を行っている複数の民間企業がインターネット上で公開している情報を調査しました。合計5つのサイトで調査しましたが、いずれのサイトでも港区よりも渋谷区のほうが多くの格安物件を見つけられます。また、5万円以下の物件の多くは築30年以上のワンルームで、トイレや風呂などの設備がない物件も複数ありました。
 

格安物件の注意点

格安物件には安い理由があります。理由を知らずに入居すると、あとでトラブルに巻き込まれる可能性もあるでしょう。ここでは、格安物件の注意点について解説します。
 

安い理由がある

相場よりも安い物件には、安い理由があります。例えば、築年数が古くて建物に欠陥がある、以前、死亡事故が起きた、周辺環境が悪すぎるなどの理由によって賃料が下げられている場合もあるでしょう。相場よりも安い物件を見つけたら、必ず価格の理由を仲介業者に確認することをおすすめします。
 

収入とのバランスが大切

収入と家賃における理想の割り合いは、一般的に手取り収入の30%以下だといわれています。家賃が手取り収入の30%以上だと生活が苦しくなるため注意しなければいけません。
 
一方で、家賃が安すぎるのも問題です。住環境が悪いと、ストレスや疲労が蓄積し、健康面にも影響が出る可能性も考えられるでしょう。住居を決める際には、収入とのバランスを確認して、ちょうどよい物件を選ぶことをおすすめします。
 

まとめ

この記事では、港区や渋谷区で5万円以下の物件を探す想定で、格安物件の注意点について解説しました。東京23区でも、5万円以下の物件は見つかります。
 
しかし、その物件の多くは築年数が古く、中には住環境に問題がある物件も多いようです。家賃が安い物件は、生活コストをおさえられるメリットがある一方で、トラブルを起こすリスクも高くなります。手取り収入とのバランスを確認しながら、理想的な物件を選ぶとよいでしょう。
 

出典

公益財団法人東日本不動産流通機構 首都圏賃貸居住用物件の取引動向(2023年4~6月)

公益財団法人不動産流通推進センター 2023不動産業統計集(P4)

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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