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1人暮らしですが、「洗濯」は毎日する必要はありますか? まとめたほうが節約になるでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2023年9月17日 4時40分

1人暮らしですが、「洗濯」は毎日する必要はありますか? まとめたほうが節約になるでしょうか?

一人暮らしをしていて、欠かせない家事の一つが「洗濯」です。日々洗濯していて面倒に感じている人は多いのではないでしょうか。また、毎日のように洗濯していると「水道代・電気代を損しているのではないか」と疑問に思っている人もいるでしょう。   そこで一人暮らしで毎日の洗濯は必要なのか、まとめ洗いにするとどれくらい節約できるのかについて解説します。

洗濯を毎日している一人暮らしの人は少数派

一人暮らしでは、ついつい洗濯物をためてしまうという人もいるのではないでしょうか。その一方、汚れた衣服をそのまま放置しておくのが気になり、毎日洗濯している人もいるでしょう。しかし、一人暮らしで毎日洗濯しているのは少数派で、多くの人は週2~3回の頻度で洗濯しているようです。なかには週1回のまとめ洗いで済ませている人も少なくありません。この現状は、一人暮らしの洗濯機の売れ筋商品の容量が5~6キログラムであることを考えても分かります。1日あたりの一人分の洗濯物は約1.5キログラムと言われており、2~3日に1回くらい洗濯するのがちょうどよいと考える人が多いのでしょう。
 

洗濯はまとめたほうがお得

洗濯を毎日するのは手間がかかるうえ、洗濯の回数が多くなることで電気代と水道代も高くなってしまいます。一人暮らしの洗濯にかかる電気代は、機種や容量によって幅がありますが、1回約1~2円です。同じく水道代は20~40円程度です。仮に電気代を2円、水道代を30円とした際、毎日洗濯すれば、(30円+2円)×30日=月960円となります。
 
2日に1回であれば半分の月480円、3日に1回であれば3分の1の月320円です。もちろん洗濯物の量が少なければ、水道代や電気代は多少安くなります。しかし、洗濯物を半分にしたからといって、水道代・電気代は半分にはならず、トータルでそれほど変わりません。このため節約の観点から考えたときは、こまめに洗うよりもまとめ洗いがお得です。ちなみに洗濯乾燥機を使う場合は、電気代が1回あたり20~60円ほどかかります。洗濯乾燥機を使う場合も、洗濯の回数を減らしたほうが節約になるでしょう。
 

一人暮らしでまとめ洗いをするときの注意点

まとめ洗いのほうが手間がかからず、水道代・電気代もお得であるなら、今日からでも実行してみようと思った人もいるのではないでしょうか。しかし、まとめ洗いには注意点もあります。一つめは部屋干しです。まとめ洗いは衣類が多くなるため、ただでさえ乾きにくい部屋干しがより乾きにくくなってしまいます。生乾きになってしまえば臭いが出てしまいますし、カビが生えるリスクも高まってしまうので要注意です。特に都心の一人暮らしなどで部屋が狭い場合には、気を付けたほうがよいポイントと言えるでしょう。
 
もう一つは、汚れた洗濯物を放置する時間が長くなるほど、汚れや臭いが落ちにくくなる点です。一度洗濯したのに汚れや匂いが残って二度洗いしなければならなくなってしまえば、まとめ洗いにした意味がありません。汗を大量にかいたときの下着や、食べ物をこぼしてしまった洋服などは、早めに洗ってしまったほうがよいでしょう。
 

一人暮らしの洗濯はまとめ洗いがお得

一人暮らしの洗濯は、こまめに洗うよりまとめ洗いをしたほうが、手間がかからないうえ、水道代や電気代を節約できます。洗濯物の量にもよりますが、週2~3回程度のまとめ洗いから始めてみるとよいでしょう。ただし、汚れや臭いのひどい洗濯物を長時間放置すると、1回の洗濯では落ちにくくなってしまいます。適度なまとめ洗いで、手間を減らしながら賢く節約していきましょう。
 

出典

総務省統計局 家計調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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