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光熱費もまとめてクレジット払いにしています。残高が少なくて引き落としが遅れそうですが大丈夫ですか?

ファイナンシャルフィールド / 2023年9月19日 7時40分

光熱費もまとめてクレジット払いにしています。残高が少なくて引き落としが遅れそうですが大丈夫ですか?

普通の買い物でキャッシュレス決済を利用する機会が増えたように、光熱費をはじめとした公共料金もクレジットカードなどで決済できるようになってきています。公共料金の未払いは基本的に信用情報にのることはありませんが、公共料金の支払いをクレジット払いにしている場合は注意が必要です。   では、クレジット払いの光熱費を延滞した場合、具体的にどのような影響が出てくるのでしょうか。

光熱費のクレジット払いを延滞した場合に起こる影響

光熱費の支払いをクレジットカードで行う場合、支払いが遅れれば、一定のペナルティや遅延料金が発生する可能性があります。具体的なペナルティや延滞料金は各クレジットカード会社によって異なりますが、クレジットカードの支払い期日を逃した場合、クレジットカード発行会社は通常、遅延料金を課します。
 
これは光熱費の支払い延滞であっても変わりません。したがって、光熱費の支払いを延滞した場合、元々の請求額より多い金額を支払うことになるでしょう。
 
また、クレジットカードの支払いが滞れば、それが光熱費の延滞であっても信用情報に関わってきます。クレジットカードの支払いを遅延したり、未払いがあったりする場合、それらの情報は信用報告書に記録されます。その情報は各クレジットカード会社や金融機関によって共有され、延滞や未払いが続けばいわゆるブラックリストに登録されてしまう可能性が高まります。
 
ブラックリストに登録されれば、それ以降は新たな借り入れやクレジットカードの新規発行ができなくなることがあるのです。
 

クレジット払いで延滞が発生したら、電気やガスは止まるの?

クレジットカードの支払い延滞が続けば、ブラックリストと呼ばれる信用情報機関への登録はまぬがれません。ただ、光熱費をクレジット払いにしている場合、引き落としが少し遅れても、ただちに水道が止まったり電気がつかなくなったりすることはないでしょう。
 
というのも、光熱費をクレジット払いにしている場合、クレジットカード会社が毎月の光熱費を立て替え払いしており、利用者はあとからクレジットカード会社に利用料金を支払う仕組みになっているからです。
 
とはいえ、引き落としが少し遅れるだけならまだしも、延滞が続けばクレジットカードが利用停止状態になるでしょう。また、公共料金の支払いそのものが滞ることも考えられます。ブラックリストへの登録も懸念されるため、もしカードの引き落とし時に費用を用意できない場合は、すぐにもクレジットカード会社に連絡を入れましょう。
 
カード会社によっては、引き落とし日以降の支払い約束に応じてくれるケースもあり、その場合はブラックリストへの登録もまぬがれるかもしれません。
 
特に電気代を始めとした光熱費は、世界情勢の影響などによって高騰する傾向にあります。季節によっては光熱費が家計を圧迫することもあり、クレジットカードの支払いがとどこおる危険性も高まっているといえます。
 
そのため、クレジットカードの支払いが遅れる可能性がある場合は、光熱費の支払いを銀行口座からの引き落としなどに変更することもひとつの手です。口座引き落としであれば、引き落とし日に光熱費の支払いが間に合わなくても、信用情報に影響を及ぼすことは基本的にありません。
 

光熱費の支払い延滞に注意! クレジットカードは計画的に使おう

光熱費の支払いをクレジットカード払いにしておくことは、自動で引き落としされる便利さやカードポイントを光熱費で貯められるといったメリットがあります。
 
ただ、万が一、支払いが滞った場合、それが光熱費であっても信用情報に登録される可能性があるというデメリット面も忘れてはなりません。
 
クレジットカードを利用する場合は、引き落とし日前にしっかり残高を確認するなど、計画的に運用することが大切です。
 

出典

一般社団法人 日本クレジット協会 Q&A
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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