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フリーランスですが、入院で働けなくなったときの収入が心配です。備えとしてどんなものがありますか?

ファイナンシャルフィールド / 2023年9月20日 8時20分

フリーランスですが、入院で働けなくなったときの収入が心配です。備えとしてどんなものがありますか?

フリーランスとして働く魅力は多々ありますが、デメリットとして入院や急病で仕事ができなくなったときに起こる収入減のリスクは無視できません。   会社員であれば有給休暇や社会保険が支えとなりますが、フリーランスの場合はそのような組織的なバックアップは受けられません。本記事では、そのような不測の事態に備えるためのフリーランス向け補償制度や保険の選択肢について、詳しく解説していきます。

フリーランスが加入できる補償や保険

フリーランスで働く人が増えるに連れて、加入できる補償や保険は充実してきています。以下で、主なものを紹介します。
 

フリーランス協会の保険に加入する

一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会に入会すると、個人で加入するよりも割安でさまざまな保険に任意で加入することができます。
 
そのなかには、病気やけがで働けなくなった場合の補償もおあり、給与を基にした保険金が支払われるほか、入院費や通院費も補償されるのが特長です。保険料は、職業や年収に応じて変わり、フリーランス協会ホームページで保険料のシミュレーションをすることができます。
 

就業不能保険に加入する

病気やけがで働けなくなった際に備えるには、民間の保険会社が提供している「就業不能保険」も一つの選択肢となります。
 
この保険は、入院や在宅療養によって収入が途絶えた場合に、保険金が支払われる仕組みです。就業不能保険では、保険金額が契約時に定めた金額に応じて支払われます。保険料や補償内容は、会社やプランによってさまざまなので、事前にしっかりと比較・検討することが大切です。
 

労災保険の特別加入制度を利用して加入する

労災保険の特別加入制度とは、労働環境や災害リスクに応じて、より多くの人々を保護する目的から、業務や災害の発生状況などから保護することがふさわしいとみなされる人に対し、一定の要件下で労災保険に特別加入することが認められる制度です。
 
フリーランスなど、一般的な労働者以外も特定作業従事者や一人親方などに該当すれば対象となり、ほかにも中小事業主などが対象です。また、海外派遣者や家族従業者は労災保険の対象外ですが、特別加入制度により、そのようなケースでも日本の労災保険の保護を受けることが可能です。
 

フリーランス向けのけがの補償サービスに加入する

また、いくつかの団体がフリーランスや小規模事業者向けに、労災保険に近い補償を提供しています。
 
例としては「一般財団法人あんしん財団」や「公益財団法人日本中小企業福祉事業財団(日本フルハップ)」などです。会費を支払うことで、けがによる補償や入院・通院費のサポートを受けることができます。ただし、これらはけがのみが対象であり、病気に対する補償は含まれていない点には注意が必要です。
 

もしものときに備えて万全の準備を

フリーランスで働く多くの人が、急な病気やけがで働けなくなるリスクを感じているでしょう。そのような不安を和らげるために、本記事で紹介した所得補償制度、就業不能保険、労災保険の特別加入制度などが用意されています。
 
各オプションにはそれぞれ特色と利点があり、自身のニーズやライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。保険料や会費、補償内容をしっかりと比較し、最適なプランを見つけましょう。
 

出典

一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会 フリーランスの保険
厚生労働省 労災保険への特別加入
厚生労働省 特別加入制度とは何ですか。
一般財団法人あんしん財団
公益財団法人日本中小企業福祉事業財団(日本フルハップ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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