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31歳1人暮らし、貯金が「50万円」って少ないですか? 年収的にこれで精いっぱいです…

ファイナンシャルフィールド / 2023年9月21日 4時20分

31歳1人暮らし、貯金が「50万円」って少ないですか? 年収的にこれで精いっぱいです…

30代前半は社会人になって10年前後となる人が多く、同年代の中でも収入や貯蓄に徐々に差が出始めるタイミングのようです。同年代の人たちと比べて、収入や貯蓄が少ないのではないかと不安になる人も多いでしょう。   今回は、31歳の1人暮らしの人で貯金が50万円というケースについて、平均と比較し多いのかどうかを考えます。また、貯蓄を増やすコツについても紹介していきます。

単身世帯の貯蓄額の平均と中央値

最初に押さえておきたいのが、同年代の人の貯蓄額です。ここでは、金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」をもとに30代の貯蓄額をみていきます。ちなみに、令和4年の同調査結果によれば、単身世帯における全年代の平均貯蓄額は、871万円でした。中央値は100万円です。
 
30代の単身世帯の平均貯蓄額は、同調査によると494万円となっています。より実態に近いとされている中央値は75万円です。同調査では、貯蓄を種類ごとに分け、それぞれの金額も公表しています。それによると、30代の平均預貯金額については、218万円という結果でした。
 
31歳の1人暮らしで貯金が50万円であり、それ以外の貯蓄がないのであれば、貯金・貯蓄ともに平均や中央値と比べて少ないといえそうです。
 

30代が貯蓄を増やすコツ

30代であれば、将来や老後に向けて貯蓄を増やすことは十分に可能です。しかし、現状のままでは難しいでしょう。ここでは、30代が貯蓄を増やすコツをいくつか紹介します。
 

・貯蓄が少ない原因を把握する

まず、貯金を含めた貯蓄額が少ない原因を把握しましょう。同年代の人と比べて少ないと感じる場合には、どこに差があるのかについて考える必要があります。原因が把握できれば、貯蓄を増やすためにしなければならないことも見えやすくなるでしょう。
 

・固定費の見直しなど節約を心がける

貯蓄を増やすためには節約が不可欠です。特に、携帯代やサブスク系のサービス、保険など、固定費が負担となっているケースは少なくありません。本当に必要なもの以外はプランの変更や解約なども積極的に行い、また、食費や遊興費なども見直しながら節約に取り組んでみましょう。
 

・資産運用を始める

30代前半であれば、20~30年以上のスパンで資産運用が可能です。株式や投資信託などへの投資に積極的に取り組んでみるとよいでしょう。すでに資産運用をしているのであれば、ポートフォリオの見直しも貯蓄を増やすためのポイントの1つとなりえます。多少のリスクがとれるのであれば、アクティブな運用を心がけてみましょう。
 

・収入を増やす

年収的に50万円の貯金が限界ということであれば、収入そのものを増やすのも1つの考え方です。すき間時間を利用し副業を始めてみたり、これまでの経験を生かして転職してみたりなど、いくつかの方法が考えられるでしょう。知識や情報、資格の獲得により収入を増やすのがさほど難しくない時代です。自分に合った収入の増やし方を見つけ、貯金を含めた貯蓄を増やしていきましょう。
 

時間と時代を味方につけて貯蓄を増やしていこう

30代の単身世帯の貯蓄額の平均は500万円ほど、中央値は75万円ほどです。預貯金に関しては200万円以上が平均のため、31歳で貯金50万円は、同年代の人たちと比較すると少ないといえます。
 
しかし、31歳であれば、これから貯蓄を増やしていくことは可能です。そのためには、節約や資産運用を積極的に行う必要があります。特に、収入を増やす試みは重要です。副業や若いうちの転職などを検討してみましょう。
 

出典

金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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