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洗濯機の「お急ぎコース」は節約になる?「標準コース」との違いや注意点について解説

ファイナンシャルフィールド / 2023年9月23日 4時10分

洗濯機の「お急ぎコース」は節約になる?「標準コース」との違いや注意点について解説

洗濯機のお急ぎコースは、忙しい日常生活の中で便利なオプションの1つですが、果たしてこれは本当に節約につながるのでしょうか。洗濯にかかる時間や光熱費について考える際、お急ぎコースのメリットとデメリットをしっかり検討することが大切です。   今回は、洗濯機のお急ぎコースが節約にどのように影響するのか、詳しく見ていきます。

洗濯機のお急ぎコースのメリット

洗濯機のお急ぎコースは、通常の洗濯サイクルよりも短い時間で洗濯を終えることができる機能です。メーカーにもよりますが、標準コースとお急ぎコースでは洗濯時間が10~30分程度変わってきます。これにより、急いで衣類を洗う必要がある場合や、急な外出がある際に時間を節約することができます。例えば、仕事や学校に遅れそうな朝、急な約束の前などに洗濯を済ませる際に便利です。
 
また、標準コースより洗濯時間が短いことは、電気代や水道代を節約できることを意味します。メーカーによって仕様は異なりますが、標準モードで洗濯する場合は基本的に「すすぎ」と「脱水」という工程を2回行いますが、お急ぎコースを選ぶと「すすぎ」と「脱水」はいずれも1回ずつに短縮されます。つまり、お急ぎコースで洗濯すれば、単純計算で電気代や水道代が半分になるということです。
 
もちろん、1回の洗濯にかかる電気代は1円程度なので、例えば月に1度だけお急ぎモードで洗濯するようにしても、節約できる電気代はほんのわずかに過ぎません。また、水道代も洗濯1回あたり26円程度です。
 
しかし、毎日の洗濯でいつもお急ぎモードを選んで洗濯すれば、1ヶ月の光熱費に換算すると大きな違いになってきます。そのため、洗濯にかかる電気代や水道代を節約したいなら、お急ぎコースを基本として洗濯するようにすれば、節約の効果もより大きなものとなるでしょう。
 

洗濯機のお急ぎコースのデメリット

お急ぎコースは洗濯時間が短いため、時間や光熱費を節約したい際には重宝します。しかし、標準コースに比べてお急ぎコースは洗濯の工程が少なく設定されています。そのため、特に頑固なシミや汚れのある衣類をきれいにするのは難しい場合もあるでしょう。普段の衣類のメンテナンスには向いていますが、汚れがひどい衣類には適していない場合があるので注意が必要です。
 
また、お急ぎコースでは「すすぎ」の工程が1回省かれるので、汚れが落ちにくいだけではなく、洗剤も洗い流されにくくなります。ですから、洗濯物に洗剤が残存している可能性も高くなってしまうでしょう。こうした点もお急ぎコースのデメリットです。
 
使用する洗濯機にもよりますが、お急ぎコースは1回に洗濯できる洗濯物の容量が少なめに設定されている場合があるので、事前に確認してから使用するようにしましょう。
 

お急ぎコースにはメリットとデメリットが! 洗濯コースを適切に選ぼう

洗濯機のお急ぎコースは、急な洗濯や時間の制約がある場合に便利なオプションです。水と電力の節約にもつながり、毎日の洗濯でお急ぎコースを選べば大きな節約効果をもたらしてくれるでしょう。一方で、お急ぎコースは洗浄力が低く、頑固な汚れに対処できない可能性があることにも留意する必要があります。洗濯物の汚れや容量を見ながら、適切に洗濯コースを選ぶことが大切です。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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