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みんな固定電話って使ってる?解約して通信費を節約したいけどデメリットはありますか?

ファイナンシャルフィールド / 2023年9月25日 4時40分

みんな固定電話って使ってる?解約して通信費を節約したいけどデメリットはありますか?

スマホユーザーが増加しているなか、「家の固定電話を使う機会がそれほどない」と感じる方もいるでしょう。通信費を節約するために固定電話を解約すると、何かデメリットはあるのでしょうか。今回は、固定電話を解約する方法や解約前にチェックしておきたいポイントをまとめました。

自宅に固定電話を置いている割合はどれくらい?

パナソニック株式会社が実施した「電話機の使用実態に関する調査」によると、電話機を保有している割合は全体で78%でした。また年代別の割合は以下のとおりです。
 

30歳以上~40歳未満 約48.6%
50歳以上~60歳未満 約69.6%
60歳以上~70歳未満 88.7%
70歳以上~80歳未満 94.2%

 
使っている固定電話の種類は、ひかり電話が43.1%、NTT電話が27%、IP電話が18%です。NTT電話の場合、回線使用料が毎月1595円〜2145円ほどかかります。一方、インターネットを使用するひかり電話は550円、IP電話は数百円程度の低価格で利用できます。
 

固定電話を使用する理由は? 解約のデメリットはある?

同調査では、固定電話を使う理由として最も多かったのは「固定電話でしか連絡を取らない人がいる」でした。長電話をすることが多い場合、スマホでの通話に切り替えると通話料金が高くなる可能性があるため、注意が必要です。固定電話でしか連絡を取らない相手がいる場合は、解約を決める前に、その他の連絡手段がないか確認しておくとよいでしょう。
 
また、FAXを利用するために、固定電話を置いている方もいます。解約するとFAXは使えなくなるため、仕事などに影響がある方は慎重に検討する必要があるでしょう。「FAXはコンビニの複合機を利用する」「画像やPDFデータでのやり取りにする」など、対策を立てておく必要があります。
 
上記以外にも、固定電話を解約すると、登録している各種サービスなどへ連絡先を変更したり有事の際の連絡手段を見直したりする必要がある点にも注意してください。
 

固定電話を解約する方法

NTT電話の解約は、NTT東日本・西日本の公式サイトから申し込めます。お客さま情報を入力して、解約に関する案内と申し込み内容を確認すると予約完了です。解約の工事費は基本的に不要となります。
 
利用している回線によっては「利用休止」や「一時中断」の手続きもできます。
 
「利用中止」は、電話の権利を最大10年間預けて、電話番号を変えて再び利用できるようにする手続きです。「一時中断」は、毎月の回線使用料を支払うことで、再利用時に同じ電話番号が使えます。
 
いずれも、電話を止める際と再開する際に、2200円程度の工事費がかかります。
 

固定電話を使っていなければ解約するのもあり

固定電話を所有しているだけで、使わなくても基本料金がかかります。使用頻度の低い固定電話を解約することで、NTT電話だと年間1万9140円~2万5740円、ひかり電話でも6600円の節約につながるでしょう。
 
通信費の節約以外にも、迷惑電話やオレオレ詐欺など、固定電話に多いトラブルのリスク軽減や、電話機を置くスペースを有効利用できるなどのメリットがあります。固定電話を使っていない方は、デメリットも考慮したうえで解約を検討してみてもいいかもしれません。
 

出典

パナソニック株式会社 電話機の使用実態に関する調査

NTT西日本 基本料金

NTT東日本 電話の休止・解約

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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