1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

クレジットカードの利用明細は引き落としされたら捨てていいですか? それとも保管しておくべきですか?

ファイナンシャルフィールド / 2023年9月25日 8時40分

クレジットカードの利用明細は引き落としされたら捨てていいですか? それとも保管しておくべきですか?

クレジットカードは、現金がなくても買い物ができ便利なアイテムのため、利用している人も多いのではないでしょうか。   しかし、クレジットカードには不正利用や使い過ぎなどのトラブルもあります。トラブルを防ぐためには、利用明細をしっかりとチェックしておくことが大切です。   では、銀行口座から引き落としをされたらすぐに利用明細を捨てたり、メールなどを削除してもよいのでしょうか。今回は、利用明細の保管期間などについて解説します。

不正利用によるトラブルを防ぐには?

消費者庁によると、インターネットショップサイトを使った買い物でクレジットカードの番号の漏えいが増加傾向とのことです。クレジットカードの不正利用によるトラブルを防ぐためには、次の3点に注意しましょう。
 
1つ目は、クレジットカード会社から利用明細が届くまでインターネットショップから受け取った領収書や電子メールなどを保存しておくことです。2つ目は、クレジットカード会社から利用明細が届いたあと、保存していた領収書や電子メールの内容とつけ合わせを行い、間違いないかを確かめます。
 
最後の注意点は、万が一、身に覚えのない記載があった場合、速やかにクレジットカード会社へ連絡することです。さらにクレジットカードの不正請求で困ったことがあれば、すぐに消費者ホットラインに相談しましょう。電話をすると、家の近くの消費生活センターなどを案内してもらえます。通話料金は発生しますが、相談料は無料です。
 

利用明細で家計を把握するには?

クレジットカードの利用明細を上手に利用すれば、家計管理にも役立ちます。なぜなら、利用明細を見るだけでお金の取引履歴が把握できるからです。取引履歴をチェックすれば、家から出ていくお金の流れが一目瞭然となり、何にいくら使ったのか、きちんと把握することで家計のむだな出費がわかります。
 
また、税金や自動車保険の保険料など、何月ごろに多額の利用があるのか、今後の資金繰りの目安にすることも可能です。さらに、海外旅行などレジャーで使用した際の利用明細はイベントの記念にもなるでしょう。
 
家計簿アプリを活用するのも選択肢の一つです。なかには、クレジットカードと連携できるアプリもあります。こういったアプリを上手に活用すればいちいち自分でお金の出入りを記入しなくてすむため、家計簿の作成がしやすくなるでしょう。
 

確定申告をする際の保存期間とは?

クレジットカード利用者で確定申告をしている人の場合は、5年間の保存が必要です。個人事業主などで、利用明細のなかに仕事で使った経費が含まれている場合は一定期間、帳簿や書類を保存することを義務付けされているため注意しましょう。不要になった利用明細を破棄(はき)するときは、シュレッダーなどでできるだけ裁断すると個人情報の漏えいがなく安心です。
 

不正請求の確認や家計簿代わりになる利用明細は大切に保存しよう

クレジットカード会社から利用明細が届いたら、領収書や電子メールの内容と比べて、間違いないか確かめることが必要です。また、利用明細を上手に利用すれば家計管理にも役立てることができるでしょう。
 
なお、個人事業主などで利用明細を確定申告に使う場合は、領収証などについて5年間保存しておかなくてはなりません。そのため、利用明細は大切に保管しておくことが大切です。
 

出典

政府広報オンライン これは怖い…クレジットカードの使用で数十万のトラブルに?
政府広報オンライン キャッシュレス決済を活用して生活を便利に!
消費者庁 経済産業省 インターネットショップでのクレジットカード番号の漏えい・不正利用に注意しましょう
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください