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「防災の日」を機会に見直したい!いざというとき頼みの綱~火災保険

ファイナンシャルフィールド / 2018年8月31日 8時30分

「防災の日」を機会に見直したい!いざというとき頼みの綱~火災保険

「火災保険」は自宅の建物や家財が火災などで損害を受けたとき、補償してくれる損害保険です。   ですが、「何となく心配だから加入している」という方が多く、自分自身が加入している保険についてあまり認識していない方が多いのではないでしょうか。   そこで、今回は火災保険について仕組みをもう一度理解するために、火災保険について解説していきます。「防災の日」を機会に、一度我が家の火災保険を見直してはいかがでしょう。  

火災保険の仕組みをもう一度確認しよう!

● 火災保険が補償してくれるもの

火災保険が補償してくれるのは、戸建てやマンションなどの「建物」と、その建物の中にある什器や家具などの「家財」です。
ただ、気をつけたいのは、これは火災保険に加入したら、同時に「建物」と「家財」が両方補償されるということではないことです。どちらも補償に入れたい場合は、「建物」と「家財」それぞれ契約する必要があります。
「建物」のみでも契約することができますが、それだけだと不十分と言えます。
なぜならば、火災で建物が全焼してしまった場合、建物のみならず、家具などの生活用品なども燃えてしまいます。そのとき建物は補償対象ですが、家財に関しては対象外になってしまい、自腹で再度購入しなければいけません。
ただでさえ負担が大きい中、家財も購入しないといけないとなると、さらに負担が大きくなりますよね?そのときのためにも、家財にも補償をかけておくことをおすすめします。
 

● 火災保険の補償範囲は?

火災保険の補償範囲は、火災による損害はもちろん、そのほかにも落雷、破裂・爆発、風災、雹災、雪災、水災、水漏れ、盗難などにも幅広く対応しています。
火災だけでなく、自然災害などによる損害も補償されるケースがありますので、ご自身の住んでいる地域特有のリスク(過去に水害がよく起きたorハザードマップで危険が示されているなど)などを勘案して、保険の種類を選ぶと良いでしょう。
 

● 何を基準に選ぶべき?

火災保険がさまざまな災害を補償対象としていることは理解いただけたかと思いますが、生命保険や自動車保険と同じで、加入するにはお金がかかります。
さらに補償範囲を広げていけばいくほど、その分金額も高くなっていきます。そして、火災保険は保険会社によっては、用意している補償内容が異なりますから、会社選びもしなければいけません。
選ぶポイントとしては、
・自分が入りたい補償があるかどうか
・保険料は保険会社によってどのくらい差があるのか
・自分たちの住んでいるエリアで想定する災害
の3つです。
想定する災害については、国土交通省が運営しているハザードマップで調べたり、住んでいる過去の地名などから検討していくといいでしょう。
あと、保険会社によって火災保険の金額は異なりますので、補償内容の確認も含めて、3社ほど見積もりをとることをおすすめします。
 

まとめ

火災保険について解説していきましたが、いかがでしたか?
保険は加入していても、なかなか確認する機会はないですよね。いざ何かが起きたときに、火災保険に入っていたとしても補償内容に含まれていなかったために補償対象外だった、なんてこともあります。
そうならないためにも、この機会に、ご自身の火災保険の補償内容について見直してみてはいかがでしょうか?
Text:川添典子(かわぞえ のりこ)
ファイナンシャルプランナー2級,住宅ローンアドバイザー

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