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「子どもが巣立ちました…手狭な家に引っ越したい! 」60代の引っ越しは賃貸? 購入?どの選択が1番いいの?

ファイナンシャルフィールド / 2023年10月12日 8時40分

「子どもが巣立ちました…手狭な家に引っ越したい! 」60代の引っ越しは賃貸? 購入?どの選択が1番いいの?

核家族化が進んだ現代では、60代にもなると子育てが一段落し、子どもたちも独立して家を出て行ってしまった家庭も多いのではないでしょうか。子どもがいたときはちょうどいい空間だった家も、いなくなってみると広すぎると感じることがあります。   この記事では、子どもが巣立って夫婦2人暮らしになり、もう少し手狭な家に住みたいと考えたとき、賃貸・購入のどちらを選ぶのがいいのかということを考察します。

そもそも60代になってから家を購入するためのローンは組めるの?

子育てが終わって子どもにお金がかからなくなった60代のなかには、資金にある程度の余裕がある人もいるでしょう。ただ、マイホームは一生に一度の大きな買い物といわれるくらい、購入にはまとまった金額のお金が必要です。
 
かつて住宅ローンを返済しながら子育てにもお金をかけてきた人にとって、60代になってあらためて家を購入するだけの資金が残っていないケースも多いでしょう。
 
住宅ローンは長期間にわたって返済していくものであるため、ほとんどの場合、利用に関しては年齢制限をもうけています。ただし、60代だからといって、住宅ローンが組めないわけではありません。
 
通常の住宅ローンだけではなく、60代以上の方が対象のリバースモーゲージ型住宅ローンもさまざまな金融機関から提供されています。リバースモーゲージ型住宅ローンは月々の支払いを利息のみとし、元金は死亡時に返済される仕組みです。
 

60代になってから家を購入するメリット・デメリット

子どもが巣立った60代の夫婦2人が住む家ならば、コンパクトな間取りで充分な場合がほとんどです。しかも、新たに家を購入するならば、老後の生活を考慮した生活しやすい造りにすることもできるでしょう。ローンを完済すれば持ち家として資産になるのはもちろん、途中で変更したい箇所が出てきても、自由にリフォームやリノベーションもできます。
 
ただし、もっと年齢を重ねたときに、住みづらいからといって、簡単に売却したり引っ越ししたりできなくなるリスクがあります。むりな住宅ローンを組むと、返済し続けるのが思ったより負担になるかもしれません。そもそも住宅ローンが組めなかったり、団体信用生命保険に入れなかったりする可能性もあります。
 
住宅ローンを利用して家を購入する場合は、収支のバランスを考えて返済期間を設定し、老後の生活にかかる費用もしっかり考えておく必要があるでしょう。
 

60代になってから賃貸に住むメリット・デメリット

賃貸では生活に変化があっても、身軽に引っ越しできるメリットがあります。持ち家を所有している場合に必要な固定資産税の支払いや、メンテナンスにかかる費用も必要ありません。日々の管理は賃貸管理会社が行ってくれるため、手間がかからないのもメリットです。
 
一方で賃貸に住み続けている限りは、ずっと家賃を支払う必要があります。また、身軽に引っ越せるのはメリットですが、敷金・礼金や、引っ越し費用がかかってくるのも負担になるでしょう。高齢になるほど、賃貸を契約しづらくなるのも注意すべき点のひとつです。
 

ライフスタイルに合わせて購入か賃貸かを決めよう!

60代になって子どもが巣立ち、夫婦2人だけになると求められる家の間取りも違ってくるため、住み替えを考える人も多いでしょう。購入か賃貸かで迷うこともあるでしょうが、どちらにもメリット・デメリットがあります。
 
各夫婦によってニーズもライフスタイルも異なるため、どちらがいいとは、一概にはいえません。両者のメリット・デメリットを踏まえ、現在の状況と将来を考えて、それぞれの夫婦に合う住まいを見つけてください。
 

出典

住宅金融支援機構

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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