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「会社にお弁当を持参生活」1年続けるといくら貯金できる?

ファイナンシャルフィールド / 2023年10月15日 2時10分

「会社にお弁当を持参生活」1年続けるといくら貯金できる?

節約のため会社にお弁当を持参する方も多いでしょう。しかし実際に、どれほどの節約につながるのでしょうか?   お弁当を持参することで外食にかかる費用は減りますが、お弁当を作るための食費は増えます。また、お弁当を作る際に発生する手間や時間を考えると、このままお弁当の持参を続けてよいか迷う方もいるでしょう。   そこで、会社にお弁当を持参する生活を1年続けた場合、どれほどのお金を貯金に回せるのか計算しました。

お弁当を作るためにかかる費用は?

株式会社ニチレイフーズが2018年に実施したアンケート調査によると、お弁当を1食作るためにかかる費用の平均は、231.5円であることが分かりました。
 
都道府県別でみると、最も節約が上手だったところは三重県で、1食あたり平均192.5円でお弁当を作っています。
 
一方で、最も費用をかけているところが東京都で、平均257.5円でした。それでも平均して300円以内に費用を収められることを考えると、お弁当の持参は非常に安く済ませられることが分かります。
 

会社へ毎日お弁当を持参するといくら節約できる?

会社へ毎日お弁当を持参した場合は、どのくらいの節約効果があるのか説明します。
 
株式会社SBI新生銀行が実施した「2022年会社員のお小遣い調査」によると、男性会社員の1日の昼食代の平均は623円、女性会社員の場合は656円という結果が出ています。
 
お弁当を持参した場合の費用を231.5円とすると、男性は391.5円、女性は424.5円も節約できることが分かります。
 
また、平日に会社へ毎日お弁当を持参した場合は、外食した場合と比較して、1年間で約9万円以上も節約できることになります。
 

お弁当づくりを続けるためのコツは?

お弁当を持参することで大きな節約効果が得られることが分かりましたが、毎日続けることは困難です。
 
まずお弁当作りを続けるコツは、頑張りすぎないことです。
 
毎朝おかずを初めから作ろうとはせず、調理が不要のお総菜や、冷凍食品に頼りましょう。
 
前日の夜に、ある程度の下ごしらえを済ませておき、休日を利用して作り置きしておいた食材を利用する方法もおすすめです。
 
また、前日食べたカレーをそのままお弁当のおかずに利用するなど、時短につながる方法はたくさんあります。
 

お弁当を持参するときの節約効果は大きい

1年間会社にお弁当を持参した場合、約9万円以上の節約ができることが分かりました。
 
お弁当を作るためには毎朝早起きをしなければならず、メニューを考える必要があるでしょう。時間も手間もかかるため、続けることは困難です。
 
しかし、浮いた9万円をほかのことに使ったり貯金に回したりできることを考えると、できるだけお弁当作りは続けた方がよいといえます。
 
上手に手を抜きつつ、無理のないお弁当づくりを続けましょう。
 

出典

株式会社ニチレイフーズ お弁当事情に関する調査

株式会社SBI新生銀行 2022年会社員のお小遣い調査

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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