1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

最近耳にする「つみたてNISA」って何? どうして重要視されているの?

ファイナンシャルフィールド / 2023年10月14日 6時40分

最近耳にする「つみたてNISA」って何? どうして重要視されているの?

「つみたてNISA」という言葉を耳にするけれど、詳しい内容はよく分からないという方もいるのではないでしょうか。つみたてNISAは、日本政府が利用を推進していることもあり、SNS等でも話題となっています。   どうしてつみたてNISAがそんなに重視されるのかと気になる方もいるでしょう。そこで、本記事では、つみたてNISAの概要や重要視されている理由について分かりやすく解説します。   ※NISA:少額投資非課税制度

つみたてNISAとは?

つみたてNISAは、2018年からスタートした少額投資非課税制度です。文字どおり、非課税で運用でき、投資で得られた収益に対して税金が一切かかりません。つみたてNISAの年間投資枠は、40万円です。最長で20年間まで非課税で運用できます。
 
たとえば、2023年からつみたてNISAを始めた場合であれば、2042年まで非課税で保有できる仕組みです。20年後に非課税期間が終了すると、一般口座や特定口座などの課税口座へと移行されます。
 

つみたてNISAが重要視されている理由

銀行や証券会社などからつみたてNISAを積極的に勧められたという方もいるのではないでしょうか。SNSや動画サイトなどでも、つみたてNISAに関する情報があふれています。
 
今つみたてNISAが重視されているのは、将来への備えが必要だと感じる方が多いからでしょう。日本では長期にわたって低金利が続いており、銀行口座にお金を預けているだけでは、資産を大幅に増やせません。
 
その点において、つみたてNISAならば複利効果が働くため、将来的に資産が増える可能性があります。マイホーム購入資金、子育て資金、老後の資金など、将来のライフイベントに備えて資産をつくりたいのであれば、今からつみたてNISAをスタートしたほうがよいでしょう。
 
取り組みやすさも、つみたてNISAが重視される理由の1つです。つみたてNISAは、毎月1万円、3万円といったようにコツコツと積み立てていく投資方法なので、難しいテクニックや経験は問われません。途中でやめたり、お金を引き出したりすることも可能です。投資初心者や投資経験が浅い方でも、気軽に始めやすいでしょう。
 

つみたてNISAの投資可能期間は2023年まで!

なお、現行のつみたてNISAの投資可能期間は、2018年から2023年までとなっています。2023年以降は、新規での積み立てができなくなってしまいます。
 
2024年からは新しいNISAがスタートし、つみたて投資枠と成長投資枠の2つの枠が導入される予定です。どちらの枠も非課税保有期間が無期限化し、口座開設期間が恒久化されます。年間投資枠は、つみたて投資枠が120万円、成長投資枠が240万円です。非課税保有限度額は、2つの枠を合わせて1800万円へと増額されます。
 
少しでも非課税保有限度額を増やしたいのであれば、2023年のうちにつみたてNISAをスタートしておいた方がよいでしょう。2023年から、現行のつみたてNISAを始めておけば、40万円の非課税保有限度額が利用可能です。現行のNISAで積み立てた資金は新しいNISAとは別枠で運用できるため、2024年から新しいNISAを始めれば、非課税保有限度額は現行のつみたてNISA分と合わせて、最大で1840万円となります。
 

コツコツ資産形成をしたいならつみたてNISAを始めよう

つみたてNISAは2018年から始まった少額投資非課税制度です。現行のつみたてNISAは2023年で終了し、2024年からは新しいNISAが始まる予定となっています。
 
非課税保有限度額を増やしたいのであれば、2023年のうちからつみたてNISAを始めてみるのも手です。証券会社や金融庁の公式サイトをチェックするなどして、まずは情報収集から始めてみてはいかがでしょうか。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください