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夜は冷えるので「こたつ」を使おうと考えています。8時間つけっぱなしにすると電気代はいくらですか?

ファイナンシャルフィールド / 2023年11月4日 9時20分

夜は冷えるので「こたつ」を使おうと考えています。8時間つけっぱなしにすると電気代はいくらですか?

寒い時期に気になることが、暖房機器にかかる電気代です。製品によって特性や消費電力が異なります。   電気代を安くおさえるには、暖房器具それぞれにかかる電気代を知り、状況に応じて使い分けることがポイントです。   今回は「こたつ」にかかる電気代を解説します。

こたつは種類や大きさによって消費電力が異なる

こたつは、おもに、石英管ヒーター・フラットカーボンヒーター・ハロゲンヒーターなどの種類に分けられます。種類や大きさによって消費電力が異なるため、それぞれの特徴と消費電力の目安を表1にまとめました。
 
【表1】

石英管ヒーター フラットカーボンヒーター ハロゲンヒーター
特徴 ・遠赤外線によって体の芯まであたたまりやすい
・あたたまるまでに時間がかかる
・フラットのためこたつ内のスペースをとらない
・暖まるまでに時間がかかる
・消費電力が少ない
・すぐに暖まる
・消費電力が大きい
・寿命が長い
消費電力
(目安)
500ワット 300ワット 600ワット

筆者作成
 
それぞれの特徴を把握して、自分たちのライフスタイルに合った製品を選びましょう。
 

こたつにかかる電気代

こたつの消費電力がおおよそ300〜600ワットであることが分かりました。
 
今回は600ワットの製品を、8時間つけっぱなしにした場合の電気代を計算します。こたつの電気代を求めるには、以下の計算式を用います。
 
1時間当たりの消費電力(ワット)÷1000×使用時間×電気代単価
 
600ワットのこたつを8時間使用した場合にかかる電気代は、144円です(電気代単価30円/キロワットアワーで計算)。1ヶ月にすると4320円になります。
 
こたつだけで月に4000円以上と聞くと、高く感じることもあるでしょう。しかし、こたつは 「弱」 「強」 などが選択できたり、温度を感知する機能によって自動で消費電力をおさることができる製品もあります。
 
こたつの使いはじめは 「強」 で設定して、ある程度暖まったら 「弱」 にすることで電気代をおさえられるでしょう。
 

こたつにかかる電気代を節約する方法

こたつは使い方次第で、電気代の節約が期待できます。

●床にラグやカーペットを敷く
●こたつ布団は分厚いものを使用する
●人感センサーを搭載(とうさい)したこたつを選ぶ

こたつの電気代を安くおさえるには、なるべく熱を逃さないことが大切です。床にラグやカーペットを敷いたり、分厚いこたつ布団を使用したりするとよいでしょう。断熱シートを活用するのも効果的です。
 
また、人感センサー付きのこたつなら、スイッチの消し忘れを防げるので、むだな電力を消費せずに済みます。
 

こたつの使い方を工夫して電気代をおさえよう

こたつは種類やサイズによって消費電力が異なるため、電気代には差がみられます。消費電力が大きいこたつの場合、月に4000円ほどの電気代がかかることもあります。
 
暖かくなったら温度調節を下げるなど工夫することで、消費電力をおさえながら電気代を節約できるでしょう。
 

出典

東京電力エナジーパートナー株式会社 料金単価表‐電灯 従量電灯B
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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